内容紹介
わたしたちは、「どうも」「お疲れさま」「よろしくお願いします」を、なぜこれほど使ってしまうのか?
身の回りで見られる妙に気になる日本語たち。そこには意識的/無意識的を問わず、必ず何らかの戦略が込められている!
日本を代表する気鋭の経済学者が、ゲーム理論を駆使して、人々がコトバに込めた秘密を読み解く! 目からウロコのエコノミック・エッセイ。
-----------「あとがき」より--------------
「このところ、気になる言葉遣いが非常に多くなったように感じる。自分の言語感覚からすると、誤りであるか、少なくとも適切でないと判断される表現が、よく使われるように思う。本来の意味が正しく理解されていないのではないかと疑われる用法も、頻繁に目にするのである。
ただし、相対性効果を考えると自信は持てない。私は大学卒業以来もずっと大学にいて普通の仕事には就いたことがなく、どう控えめに見ても世間一般の常識を身につけているとは言えない人間である。そのような自分を基準にすると、相対性効果が強く働いて、国語として認知された正当な言葉遣いを奇妙なものと断じかねないからである。
そこで、誤りあるいは不適切と思われる表現が使われるのはなぜなのかを、自分の素朴な感覚に頼るだけではなく、なんとか客観的かつ合理的な説明ができないかと思案して書き綴ってみた。自分の専門分野で分析して、どのような説明が可能であろうかと考えたのである。作業を始めるとなかなか楽しく、当初は考えてもみなかった結論に至り、自分自身を驚かすこともしばしばあった。私が経験した楽しさや驚きが読者に伝わるならば、幸いである。」(「あとがき」より)
身の回りで見られる妙に気になる日本語たち。そこには意識的/無意識的を問わず、必ず何らかの戦略が込められている!
日本を代表する気鋭の経済学者が、ゲーム理論を駆使して、人々がコトバに込めた秘密を読み解く! 目からウロコのエコノミック・エッセイ。
-----------「あとがき」より--------------
「このところ、気になる言葉遣いが非常に多くなったように感じる。自分の言語感覚からすると、誤りであるか、少なくとも適切でないと判断される表現が、よく使われるように思う。本来の意味が正しく理解されていないのではないかと疑われる用法も、頻繁に目にするのである。
ただし、相対性効果を考えると自信は持てない。私は大学卒業以来もずっと大学にいて普通の仕事には就いたことがなく、どう控えめに見ても世間一般の常識を身につけているとは言えない人間である。そのような自分を基準にすると、相対性効果が強く働いて、国語として認知された正当な言葉遣いを奇妙なものと断じかねないからである。
そこで、誤りあるいは不適切と思われる表現が使われるのはなぜなのかを、自分の素朴な感覚に頼るだけではなく、なんとか客観的かつ合理的な説明ができないかと思案して書き綴ってみた。自分の専門分野で分析して、どのような説明が可能であろうかと考えたのである。作業を始めるとなかなか楽しく、当初は考えてもみなかった結論に至り、自分自身を驚かすこともしばしばあった。私が経験した楽しさや驚きが読者に伝わるならば、幸いである。」(「あとがき」より)
内容(「BOOK」データベースより)
日常に溢れる奇妙なコトバに秘められた、意図せざる「戦略」とは?気鋭の経済学者がゲーム理論を駆使して日本語を斬る!目からウロコのエコノミック・エッセイ。
著者について
梶井厚志(かじい・あつし)
1963年広島県生まれ。86年一橋大学経済学部卒業、91年Harvard大学大学院卒業、Ph.D.(経済学博士号)取得。Pennsylvania大学助教授、筑波大学社会工学系助教授、大阪大学社会経済研究所教授を経て、2003年より京都大学経済研究所教授。専攻は経済理論、情報の経済学、一般均衡理論、ゲーム理論。「不確実性と情報のミクロ経済理論」の業績により、日本学術振興会賞(2007年)、日本経済学会中原賞(2008年)受賞。
著書に『ミクロ経済学:戦略的アプローチ』(松井彰彦との共著、日本評論社、2000年)、『戦略的思考の技術:ゲーム理論を実践する』(中公新書、2002年)、『故事成語でわかる経済学のキーワード』(中公新書、2006年)などがある。
1963年広島県生まれ。86年一橋大学経済学部卒業、91年Harvard大学大学院卒業、Ph.D.(経済学博士号)取得。Pennsylvania大学助教授、筑波大学社会工学系助教授、大阪大学社会経済研究所教授を経て、2003年より京都大学経済研究所教授。専攻は経済理論、情報の経済学、一般均衡理論、ゲーム理論。「不確実性と情報のミクロ経済理論」の業績により、日本学術振興会賞(2007年)、日本経済学会中原賞(2008年)受賞。
著書に『ミクロ経済学:戦略的アプローチ』(松井彰彦との共著、日本評論社、2000年)、『戦略的思考の技術:ゲーム理論を実践する』(中公新書、2002年)、『故事成語でわかる経済学のキーワード』(中公新書、2006年)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
梶井 厚志
1963年広島県生まれ。86年一橋大学経済学部卒業、91年Harvard大学大学院卒業、Ph.D.(経済学博士号)取得。Pennsylvania大学助教授、筑波大学社会工学系助教授、大阪大学社会経済研究所教授を経て、2003年より京都大学経済研究所教授。専攻は経済理論、情報の経済学、一般均衡理論、ゲーム理論。「不確実性と情報のミクロ経済理論」の業績により、日本学術振興会賞(2007年)、日本経済学会中原賞(2008年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1963年広島県生まれ。86年一橋大学経済学部卒業、91年Harvard大学大学院卒業、Ph.D.(経済学博士号)取得。Pennsylvania大学助教授、筑波大学社会工学系助教授、大阪大学社会経済研究所教授を経て、2003年より京都大学経済研究所教授。専攻は経済理論、情報の経済学、一般均衡理論、ゲーム理論。「不確実性と情報のミクロ経済理論」の業績により、日本学術振興会賞(2007年)、日本経済学会中原賞(2008年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)