だいたいの漫画で状況説明だったりキャラクターの独白にあたるモノローグが、極端に少ない(むしろ無い?)漫画です。状況と場面に流されるように進められるストーリーです。
人によってはもっと深く、詳しく描いて欲しい!…なんて思うととおもいます。
それでもついつい引き込まれてしまうのは、各人物の表情とその裏の沈黙に魅せられるから。
一つ一つの事件(人物)に深く焦点が当てられていないので物足りなさを感じるかも知れませんが、その「物足りなさを」感じている時点で、この作家さんの魅力に引き込まれている自分が負けなのです。
「もっと読みたい」と思った時点で文句はありません!
……でもやっぱりもっと読みたい。
読む側の我が儘は尽きません。(笑)
登場人物の彼らとその住まう世界の描かれていない生活に、色々と想像を膨らませてしまう魅力に星五つを捧げます。
同時発売の「群青学舎」も似たような雰囲気です。(描かれている世界は違いますが)
続巻が待ち遠しい。