『コピー用紙の裏は使うな!』の著者によるコスト削減に関する本。出版されたのは2010年12月と、この大震災を景気とした節電騒ぎの前に描かれているが、今、こそ読むべき本かもしれない。
『コピー用紙の裏は使うな!』は、コピー用紙の裏を使って紙代を節約しようというコスト削減の常識に潜む落とし穴みたいなところを指摘したなかなか面白い本だったが、この本も同じ傾向の本。内容的には、前作と比べてもあまり新しいことは書いていないし、現実の削減策自体もあまり具体的ではないけれど、コスト削減、特に節電によるコスト削減を計画するに当たって、予め考えておかなければならないこと、心構えを教えてくれる本だ。
今、まさに、電力不測の事態に陥り、うちの会社もコスト削減というよりも、否応なく節電対策を要求されているが、その対応はその場しのぎというか、折角のコスト削減のチャンスなのに、その効果も考えず、蛍光灯の間引きや冷房断なので対応としている。もったいなぁ。これを機会にコスト削減を図ればいいのに...
本書tのタイトルにいうコスト削減の罠とは次の三つ。
1 ビジョンなきコスト削減
2 手段と目的の混同
3 LCO体制構築「なきコスト削減
今回の節電だけでなく、今まで行って来たコスト削減対策は、全て当てはまることに気づき、愕然とした。短絡的に、方法だけを決めるのではダメということだな。