男尊女卑に抵抗し、それをバネに男勝りの活躍をする。親としては無責任なほどに子供の意思を尊重する。決して子育てに追われることなく、人生を満喫する。1913年生まれとしては余りにも進歩的な考え方を実践している。
そのハツラツさは如何にも、国営放送の朝ドラ向きだ。
と思いきや、決して都合のいいことだけが書かれている訳ではない。
出征した夫の浮気を父から告白されたり、自身も妻子ある男性と同棲したり、その男性の死を見届けられなかったり、男に騙されお金が無くなったわが子に敢えてお金を渡さずに海外に残してきたり。
国際的な三姉妹の母親の自伝なので有名な話なのかもしれないが、人間臭さも明け透けに書かれていて面白い。