----シャネルはなぜウエディングドレスを拒んだのか。
この問いに対する答えはひとつではない。シャネルの強烈な人生の場面場面で、それぞれの答えがある。
(略)
ときおり、シャネルが生み出したファッションの世界で遊んで、シャネルからのメッセージに耳を澄まして、87年の人生を、ともに終えたとき、何が残るだろうか。
シャネルが命をかけて伝えたいと願った思想、人生のスタイル。それが、たとえ小さなかけらであったとしても、読者の心に残ってくれたら、私はとても嬉しい。
(以上、序章「シャネルはなぜ ウエディングドレスを拒んだのか」からの抜粋)
ここからはじまって、14の章を読んでいただいて、「終章」。
「私は、自分の思い込みに過ぎないかもしれないこの発見に、ひとり胸をつかれ、シャネルそのひとを抱きしめたいと思った。
これは最初から意図していたことではない。これはほんとうに思いがけない展開だった」
ここを読者の方々がどのように受けとってくださるのか、私は大変興味があります。
2009年8月20日 山口路子
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