コアなファン、音楽マスコミ、評論家、ミュージシャンらには確固たる支持があったが商業的に振るわず、エピックをクビになり新しいレコード会社に移籍して心機一転制作されたのが、この「ココロに花を」です。
一人でも多くの人に自分たちの音楽を届けるため佐久間正英をプロデューサーに迎え、ポップな曲に大胆に路線を変更。前作「東京の空」にも、「もしも願いが叶うなら」「誰かのささやき」「涙」などソフトな曲もいくつかはあったが、ここまで方向性を変えるのは決死の覚悟が必要だったはずです。
唯一のハードな曲「ドビッシャー男」を頭に持ってきたのは、ロックバンドとしての矜持でしょうか。それ以降はポップな曲や美しい曲が並びます。特に、歌メロのクオリティーは尋常でなく高いです。
2「悲しみの果て」は代表曲の一つです。短い時間の中に多くの感動が凝縮された、かかってると一瞬で聴き入ってしまうような曲です。3「かけだす男」、4「孤独な旅人」、6「四月の風」も名曲だと思う。
5「おまえと突っ走る」、9「流されてゆこう」、10「Baby自転車」、11「 OH YEAH!(ココロに花を)」も凄く良くて、よくこれだけ1枚のアルバムに揃ったなって思う。また、心に染みいるようなギターの音色が耳に残るアルバムでもあります。