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コカ・コーラに学ぶ ビッグ・ウォレット戦略
 
 

コカ・コーラに学ぶ ビッグ・ウォレット戦略 [単行本]

古谷 文太
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 3,255

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商品の説明

内容紹介

大きな財布で全体最適を実現する
「割り勘モデル」を公開!

世界で成功しているといわれるコカ・コーラがどのように変革し、チャレンジしてきたか。
企業が独立性を保ちながら協力して利益を出す仕組みとは、いかなるものか。
「ビッグ・ウォレット」とは、直訳すると「大きい財布」である。
「自分たちの小さな財布を持ち寄って、その外側に大きな財布を作って、大きな財布でガッチリ儲けよう。それをみんなで分けてハッピーになろう」というのが、「ビッグ・ウォレット戦略」のイメージだ。

「ビッグ・ウォレット戦略」とは、『ザ・ゴール』が描いた「全体最適」のその先の戦略ともいえるものだ。他者との協業に新しい可能性を見出す時代。「自社にはない経営資源を補い合い、“パイ”を増やして公平に分け合う」という構想は、どうすれば実現できるのか。合併買収まで行くしかないのか。業務提携でお茶を濁すしかないのか。本書で示す第3の道は、「ビッグ・ウォレット戦略」による協業モデルである。このモデルは、コカ・コーラが数千億円規模のビジネスで採用したもので、現実に4年間で1000億円以上の戦略効果を上げている。壮大な実験現場で財務責任者として手腕をふるった著者が可能性を模索する企業に対するアドバイスにもなる具体的な方法論を示している。

内容(「BOOK」データベースより)

大きな財布で全体最適を実現する「割り勘モデル」を公開。

登録情報

  • 単行本: 205ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2010/2/5)
  • ISBN-10: 4492521771
  • ISBN-13: 978-4492521779
  • 発売日: 2010/2/5
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By shu103
形式:単行本
 「ビッグ・ウォレット戦略」というのは聞きなれない言葉だ。それもそもはず、著者古谷文太氏の造語らしい。しかし、この「大きな財布」という言葉が、本書に書かれている企業間協業戦略の新しい形を表す最適語だということは、読んでみればすぐにわかる。
 経営統合でもなければ、サプライチェーンの一部だけに限った業務提携でもない第三の協業スタイルとしてとても興味深い。もし、この本がもう少し早く出版されていたら、最近破談になってしまったキリン=サントリーの統合にも、別の道が開けていたかもしれない。
 
 ビッグ・ウォレット戦略とは、ひとことで言ってしまえば複数企業の持つそれぞれの財布(スモール・ウォレット)を束ねて、あたかも大きなひとつの財布(ビッグ・ウォレット)のように考えて全体最適化を図ることにより、結果として個々の財布も潤う(それぞれの将来キャッシュフローを最大化する)ようにしようという戦略である。
 この戦略を、コカ・コーラのボトラーシステムというビジネスモデルの中で具体化した、著者の実践経験をもとに書かれている本書には、学者の唱える理論を越えた説得力がある。もちろん、ビッグ・ウォレット戦略がどんなケースにも使える万能戦略というわけではないのだが、その点についてもコカ・コーラビジネスの特殊性等も考慮した上で、どのような前提条件が揃っていることが必要で、どのようなリスクがあるかという点にも十分触れられていて、単なる一事例の顛末記ではない「戦略」と呼ぶにふさわしい内容になっている。

 本書の最大の特徴は、「理論」と「実践」の両面からビッグ・ウォレット戦略について語られている点だと思う。計算上は正しい理論であっても、それを実践する上で著者自身が突き当たった多くの壁をどう乗り越えたのかが、当事者の言葉として語られており、実感を持って読むことができる。そして、プロジェクトを成功に導くのは、最後は人と人との信頼関係であるということを気づかせてくれた。
 これから読まれる方には、ぜひビッグ・ウォレット戦略の理論だけでなく、いかにそれを実践に結びつけるかという点を、自社の状況に置き換えて読んでもらえれば、今後必ずあなた自身のビジネスに役立つ本だと思う。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書は、コカ・コーラという誰もがその名を知っている飲料ブランドNo.1企業にて、
新たな変革に挑み成功に導いた著者の経験やノウハウと、
「ビッグ・ウォレット戦略」という新しいビジネス戦略について
学びを得られる良書である。

私が本書を読み、学びを得たポイントは、以下の5点である。

(1)第4の道
 
買収でも、提携でも、自社単独でもない、
新しい「第4の道」が本書には記されていた。
これは、買収による資金回収リスクや、提携による戦略実行不全リスクを補完し、
スケールメリットの効果を最大限に享受し得る、新しいコンセプトだと感じている。

(2)臨場感

ビッグウォレット戦略を実施していくにあたって、
実際に発生した数々の問題点とその対処法について本書には記されている。
その点で、ビッグウォレット戦略は、机上の空論や
現実にはなかなか為し得ない理想論に留まらない、
現場から得られたノウハウに基づいた実践的な戦略と言える。

記された問題点の数々とその対処方法の検討の下りからは、
正に現場に直面していた者のみが触れ得ることができた臨場感が伝わってくる。

(3)「コカ・コーラ」というビジネスモデル

コカ・コーラを知り尽くした著者から解き明かされる、
世界No.1ブランドを作り上げた「コカ・コーラ」というビジネスモデルの実態が、
非常にわかり易く記載されている。

時代の変遷とともに、そのモデルの摘要は
必ずしも付加価値を生み出すものではないのかもしれないが、
抽出できるエッセンスを自社のビジネスモデルに組み入れることは、
大いに検討してみる価値はあると思われる。

(4)管理会計の知見

グループ内で独自に経営されている様々な子会社を、
あたかも一つの会社のように見立て、運営し、
最大限の利益を追求していくのがビッグウォレット戦略である。

その戦略の遂行にあたり必要とされる会計の知識と、
実践から著者が得た知見が本書ではわかり易く解説されている。
グループ会社の管理会計のあり方に一石を投じ得る内容だと感じている。

(5)組織リーダーシップ論

様々な企業の経営がグローバルに運営される中、
グループ内各社の目的を一つとし、それぞれの活動を統制して
最大限の成果を生み出していくために必要となる「リーダーッシップ」を
本書から得ることができる。

組織リーダーシップ論とでも言うべきだろうか。

別々の組織を一つの目的の下にまとめ上げ、各々の活動を統制し、
全体最適に導いていくための具体的な方策を、
本書を通じて学びとることができる。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ビッグウォレット戦略とは、物事を大きく考えることであると理解しました。
ただ、「全体最適」と「部分最適」は矛盾するもので、全体最適を推し進めていかなくてはならない経営層としては、部分最適がうまくいかず、従業員の士気が下がってしまうことだけは避けたいものえあります。
本書はそれに対するソリューションにもきちんと書かれていて、非常に参考になりました。
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