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コア・テキストイノベーション・マネジメント (ライブラリ経営学コア・テキスト)
 
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コア・テキストイノベーション・マネジメント (ライブラリ経営学コア・テキスト) [単行本]

近能 善範 , 高井 文子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

イノベーションの特性(そのプロセスやパターン、企業競争力への影響など)から、イノベーション・マネジメントの各局面(研究・技術開発、製品アーキテクチャ、新製品開発、企業間関係、ビジネスモデルのマネジメント)まで、必須の基礎知識を平易に説き明かす。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

近能 善範
1992年東京大学経済学部経営学科卒業。1999年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)。2002年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2003年東京大学大学院経済学研究科より博士(経済学)を取得。1992年4月~1996年6月地方銀行勤務。2002年東京大学大学院経済学研究科助手。2003年法政大学経営学部助教授。2006年4月~2008年3月東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員(兼務)。現在、法政大学経営学部教授

高井 文子
1996年東京大学経済学部経営学科卒業。1997年東京大学経済学部経済学科卒業。1999年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)。2005年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2008年東京大学大学院経済学研究科より博士(経済学)を取得。1999年4月~2005年3月(株)三和総合研究所(現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株))勤務。2005年東京理科大学経営学部専任講師。2005年9月~2007年3月、2008年8月~2009年3月東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員(兼務)。現在、東京理科大学経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 378ページ
  • 出版社: 新世社 (2011/01)
  • ISBN-10: 4883841588
  • ISBN-13: 978-4883841585
  • 発売日: 2011/01
  • 商品の寸法: 21.4 x 14.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Yoshio
イノベーション・マネジメントのテキストとして、今までで一番分かりやすく、使いやすいと思う。理論の説明が非常に丁寧で、事例も新しく、日本のものがほとんで、親しみやすい。
しかし、ビジネス書ではないので仕方がないが、実践上どう活かしていけばいいのかという点を中心に、掘り下げが足りない部分が多々ある。
やはり、イノベーション・マネジメントについて基礎から学びたい人が、テキストとして使うのが正解であろう。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 著者たちは、東大の「ものづくり経営学」の大御所のお弟子さんのようだが、本書はまさに東大式「ものづくりイノベーション論」の集大成とも言うべきテキストだと思う。
 語り口が柔らかく、事例も多いので読みやすいのだが、単なる入門書ではない。重要事項の説明には全く手抜きが見られないし、かなり幅広いトピックを扱っているにもかかわらず、ロジックは明快で、全体として主張が一貫しておりブレが無い。まさに、「無名の超大型新人現わる」という感じ。欲を言えば、記述が製品イノベーションに偏りすぎているので(これも東大ものづくり経営学の伝統か?)、サービス・イノベーションについても論じた中・上級テキストを書いて欲しい。
 3章まではところどころ記述が堅い部分も残っており、まあ「ちょっと読みやすいかな」ぐらいの感じだったのが、4章くらいから記述がどんどん白熱してきて、一気呵成に読むことができた。特に、4章、5章、6章、11章は、それぞれの章を1つ読むためにだけでも、このテキストを1冊買うだけの価値があると思う。
 特に私のお勧めは5章で、この章では「能力破壊型イノベーション」、「アーキテクチャル・イノベーション」、「破壊的イノベーション」(本の中では東大ものづくり経営学の伝統を踏襲して(?)「分断的イノベーション」となっている)の3つについて事例を交えて説明しているのだが、この事例・説明の濃さが半端ではない。特に、破壊的イノベーションの項の説明と、通信カラオケの事例は必読だと思う。
 事例では、通信カラオケがそれ以前のLDカラオケに比してスペック・ダウン型のイノベーションであり、演奏の質も画像の質も著しく劣っており、従来のメイン顧客(スナックで「マイウェイ」や「別れても好きな人」などを唄う中高年層)からは当初全く見向きもされなかったこと。しかも、当時LDカラオケ機器で圧倒的な覇者であったパイオニアにとっては、自らのビジネスモデル(主に新譜交換や修理のサービスで儲けるビジネスモデル)を根こそぎ破壊するものであったため、カニバリゼーション(共食い)への恐れから通信カラオケでの追随が難しかったこと。しかし、最新のヒット曲がすぐに歌える、曲目数も多いという特徴が、安価な娯楽としてカラオケを楽しむようになった若者層には大ウケし、格安カラオケボックスという新たな顧客層向けで一気に成長を遂げることができ、性能も瞬く間に向上したため従来のメイン顧客すら惹き付けるようになり、最後にはパイオニアがカラオケ機器業界からの撤退を余儀なくされたことなどが、余すことなく描かれている。
 私は、「破壊的イノベーションなんてしょせんはHDDのような中間製品にだけ当てはまる話だ」、「アメリカと違って日本では破壊的イノベーションで業界構造がひっくり返ってしまうことなんか無い」と思い込んでいたのだが、このテキストを読んでそれが全くの間違いであることを知った。それだけではなく、クリステンセンの主張の奥深さ、凄みを初めて理解することができ、日本企業の多くが韓国や台湾、中国の企業にやられてしまったのも、実は破壊的イノベーションだったのではないか、現時点では既に市場からの退出を迫られる「詰み」の一手前のステージまで追い詰められているのではないかと、背筋が寒くなった。
 とにかく、イノベーション・マネジメントの全体像を理解するためのテキストとしてだけでなく、手軽なビジネス書としても楽しめる、本当にスゴイ本だと思う。この著者たちの次回作に期待します。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
理論の勉強として読みましたが、非常にバランス良く体系的に書かれていました。
イノベーションの各プロセスで重要となりうる事項を網羅しており、
その中でも大企業とベンチャー企業のイノベーションにはどのような違いがあるのか、
イノベーションを起こす上でどのような組織作りをしていかなければならないのか、
といったところが興味深かったです。

何回か読み直したいと思える本です。
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