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ゲーム脳の恐怖 (生活人新書)
 
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ゲーム脳の恐怖 (生活人新書) [新書]

森 昭雄
5つ星のうち 1.7  レビューをすべて見る (122件のカスタマーレビュー)
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ゲーム脳の恐怖 (生活人新書) + テレビゲームと子どもの心―子どもたちは凶暴化していくのか?
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商品の説明

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テレビゲームが人間の脳に与える影響を、脳の前の部分である前頭前野の脳波を測定、解析することで明らかにしていったのが本書。テレビゲームの影響を目に見える形で表した、初めての試みである。

脳の前頭前野とは、意欲や判断力、情動抑制など、人間らしさを保つために重要な働きをしている部分。この部分が活性化したときに現れるのが、β波と呼ばれる脳波である。脳神経学者の著者は簡易型の脳波計を開発し、テレビゲームをしているときの脳波の動きを記録することに成功した。それによると、ゲームを始めてすぐにβ波が激減していく様子がよくわかる。β波が減っている状態というのは、痴呆者の脳波とそっくりな状態だそうだ。つまり、テレビゲームに熱中している人の脳は、痴呆者の脳と同じく、まったく活性化していないということになる。

著者は被験者を、幼いころからテレビゲームに親しんでいる「ゲーム脳」型人間から、まったくテレビゲームをしたことがない「ノーマル脳」型人間、そしてそれぞれの中間タイプの4つに分けてその脳波を調査しているが、「ゲーム脳」は、ゲームをしていないときでも働きが鈍くなっていることが一目瞭然である。ゲームにはまっている子どもでも、この脳波データを見たら、怖がってゲームをやめようとすると著者は言う。

子どもとテレビゲームとの関係に悩んでいる親はもちろん、子ども自身もこのデータから「ゲーム脳の恐怖」を実感してほしいものだ。(朝倉真弓)

出版社/著者からの内容紹介

テレビゲームが脳を壊す!
脳波データの解析で、その恐ろしさがあきらかに。

テレビゲームは、子どもの心や体をだめにするのでは?と心配しているお母さん、お父さん。そう、あなたの心配は的中です。このまま放っておいては大変なことになります!
脳神経科学者の著者が、目に見えるデータとして、テレビゲーム中の脳の状態をとらえました。テレビゲームをしているときには、驚くほど、脳--前頭前野の機能が落ち、恐ろしいことに、やがてゲームをしていないときにも、働きが悪くなっていきます。
「ゲーム脳人間」になってしまうのです。前頭前野は、創造力や理性、激情の抑制などを司っていて、人間を人間らしくしているところです。そこが働かないとなると……。
すぐに手をうたなくてはなりません。ヒントはこの本に書いてあります。今日からぜひ始めてください。テレビゲームの電源を切って。


登録情報

  • 新書: 200ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2002/7/10)
  • ISBN-10: 4140880368
  • ISBN-13: 978-4140880364
  • 発売日: 2002/7/10
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 1.7  レビューをすべて見る (122件のカスタマーレビュー)
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308 人中、302人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 疑似科学に踏み込んでしまっている奇書, 2002/7/16
レビュー対象商品: ゲーム脳の恐怖 (生活人新書) (新書)
ひどい本だと思います。上げられている研究内容と導き出されている結果にあまりにも飛躍があり、多くの方にひどい偏見をまき散らすことになる内容だと思います。科学というよりも、疑似科学の領域に踏み込んでいるような論理の積み重ねで構成されています。

特に、α波とβ波を見知する機械を開発したエンジニアの方8人へ行ったテストの際に全員が「ゲーム脳」であることを示す「痴呆」と同じ反応がでた、と述べられているところからおかしな論理全開です。その方たちが、「ゲーム脳」の特徴としてあげられているような物忘れがひどく、学力が低く、怒りっぽく、身なりもきちんとしていないという特徴を兼ね備えていたとはとても思えません。
とすると、なぜエンジニアの方は「ゲーム脳」の状態のか、まったく説明が本文中で行われていません。
同じような、数値の結果を示さないで行われる、主観的な決めつけが随所に見られます。

α波とβ波の検査の合計が、「痴呆」と同じ状態であるということが、「痴呆」状態の脳と同じであるとする研究そのものに、実は研究として、意味がないのではなかろうかと疑わざる得ません。

驚くべきことは、「ゲーム脳」のひどい状態だった人が、毎日5分間のお手玉をすることで、2週間で回復してしまっているところです。その程度のリハビリで治るのであれば、「恐怖」と言うほどのことではないのではないでしょうか。

この本に書かれていることを額面通りに受け取られる前に、一度疑われることをおすすめしたいと思います。少なくとも、公平な科学の方法論によって行われた科学研究とはとても言える研究とは思えません。

私は読了後、「ゲーム脳」というのは、脆弱な根拠にもかかわらず、キャッチーにでっち上げられたカテゴライズだと理解しています。トンデモ本といったタイプの書籍が好きな方にはおすすめかもしれません。

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333 人中、326人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 極めて悪質な疑似科学本, 2002/10/31
By カスタマー
レビュー対象商品: ゲーム脳の恐怖 (生活人新書) (新書)
著者は体育学科の講師だそうだ。
「ゲーム憎し」、の気持ちも分からないでもない。
個人的にも、ゲームより外で遊ぶ方が体に良い事は実感している。

が、この本はいただけない。

著者は、プログラマーの脳波を計測した結果、それが「痴呆症患者と同じ」
であったことをきっかけにこの研究をスタートさせたそうだ。曰く、「プ

ログラマーは何も考えずただ画面を見つめている時間のみ多い職業なのが
原因ではないか」とも書いている。これを読んで激怒するエンジニア諸兄も多いと思われる(笑)

そして、その結論は、「ゲーム、アニメ、ホラー映画は脳を破壊する」だ
そうである。何かがおかしいとは思わないだろうか?

彼のペーパーを読んだわけではないので正確な批判は出来ないが、各パラ
メーターの設定、そしてその結論らしきものへ帰納する過程において
決定的な過ちを犯しているように読める。文章からは、非常にバイアスの
かかった「始めに結論ありき」という姿勢が見え隠れするのだが、著者は
そういった疑問にどう答えるのだろうか?彼の結論は、きちんとしたダ

ブルブラインドテストを含む追試に耐えうるものなのだろうか?

更にいえば、極めて多様な形態へと分化したゲーム、アニメと言ったもの
を一くくりにすることに何の意味があるのか?ホラー映画にアクション
映画、時代劇、ドラマ、アニメと言った映像コンテンツの差とは何か?そして
本当にその内容の差が脳を破壊するのか?疑問は尽きない。

この本の中には疑似科学、オカルト主義者が良く使う論理的飛躍が散見
され、極めて危険な書物だと言わざるを得ない。

著者に欠けているのは、良心的な数学教育と、科学者としての倫理だ。
メディアリテラシーのための「反面教師本」としてなら文句無く五つ星だ。

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210 人中、204人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 詭弁そのもの, 2002/12/31
レビュー対象商品: ゲーム脳の恐怖 (生活人新書) (新書)
この本を読んで「ダイハイドロゲン・モノオキサイド」という化学物質の話を思い出した。
掻い摘んで紹介すると、

この化学物質は無色、無臭、無味であるが、偶然吸い込んだことにより毎年無数の人が死亡している。
この物質は水酸の一種で酸性雨の主要成分であり多くの金属を腐食させる。
末期癌組織には必ずこの化学物質が含まれている。

原子力施設や化学物資製造、消火剤、動物実験、農薬散布にも使われている。
企業は使用済みのこの化学物質を大量に河川、海洋に投棄している。
多くの軍事施設には、後の使用に備えてこの化学物質が大量に備蓄されている。

といった説明の後、殆どの人が「この化学物質を規制すべき」と答えたそうである。

この恐ろしげな化学物質の正体は、一酸化二水すなわち「水」のことである。
「いかに我々が騙されやすいか」という一例である。

そこでこの「ゲーム脳」だが
「β波低下」という事の意味を深く考えない読者が大半だと思われる。

実は脳細胞が活性化すると脳波というものは減衰していく特性がある。

この際α波は大きく減衰し、β波はわずかに減少する。
結果としてβ波が発生したように見えるが実はβ波は減少しているのだ。

「β波低下」というのは何のことはなく脳が働いている証拠であり当たり前のことを言っているにすぎない。
それを大衆の無知につけこんで「β波低下は脳細胞活動低下」などと事実ではないことを主張し

不安を煽る適当なネタと合わせてこの本が書かれている。

人は恐怖を感じると考えることをやめてしまう。
そして不安を煽り、大衆を先導しようとする者の言いなりになってしまうものだ。
それがこの本の著者の狙いであろう。しかしこの手法はこの本に限ったことではない。
政治家、宗教家、マスメディア、教師、親、誰もが日常的に実践していることだ。

詭弁に騙されないためにも思慮深くなるべきである。

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