同じ作者のヒット作「パンデミック」(完全日本語版が出ています)のシステムを使い、よりルールを簡略化したゲームです。
プレイヤー間の勝敗はなく、沈みゆく島から4つの宝を持って脱出できるか(全員の勝利)、失敗する(全員の敗北)かを楽しみます。
簡略化のせいもあり、緊張感そして単純なおもしろさとしては「パンデミック」に及びません。
しかし私はこちらのゲームのほうが好きです。
ここからは好みの問題です。
「パンデミック」の人類と未知の病原菌というテーマは殺伐に感じられるのです。
それよりは、のんびりと(というほど悠長ではありませんが)ファンタジー世界の冒険に皆で出かけたほうが気分がいい。
ボードではなく、しっかりしたパネルで、プレイ毎に違う島ができあがるのも楽しい。
(島の雰囲気はPCゲーム等で一斉を風靡した「ミスト」に似ています)
この私の個人的嗜好に、なるほどと思うならばお奨めです。
ぴんと来ないのなら「パンデミック」を遊んだほうがいいです(笑)
なおプレイの前に一つだけ、次の設定を共有することを強く奨めます。
「この島が沈むのは機会仕掛けで、完全に水没する前に装置を操作すれば再び浮上させられる」
そうでないと、なぜプレイヤーが沈みかけの土地を元に戻せるのか不思議で白けてしまいます。