ゲームプログラミング関連の本は色々購入しているのですが、この本はかなりわかりやすい部類にはいると思います。
著者オリジナルDirectX中心のライブラリの「NEGAA」を利用してゲームを作成していくのですが、このライブラリがよくできていて煩雑なWindowの作成やグラフィックの表示を数行の命令でできるようになっていて、ゲームプログラミングの学習にすぐに集中できるようになっています。
前半は簡単なシューティングゲームを2Dと3Dで作成していくような内容なのですが、ライブラリのおかげで2Dと3Dほとんど同じような内容のプログラムですむところがなかなかいいなと思いました。
後半に関して3Dでの地面や建物と自キャラの当たり判定等他の入門書には書いてないような内容がありシンプルなタイトルのわりには内容はかなり充実しています。
著者のサポートページも充実していて、旧開発環境用のサンプルプログラム等も用意されており、最近の本によくありがちな最新版のC++が必須ということもありません。
ただこの本がライブラリNEGAAにかなりの部分依存しているため、NEGAAが使えない環境ではこの本の内容のアルゴリズム解説関連以外が意味がないものになってしまうので、本購入前に確認が必要だと思います。
C言語のほうも「詳しくはC言語の入門書を参照してくだい」と書かれているところがあったり、演算を省略系で書いてあったりするのでまったくC言語を知らない人にはわかりにくい個所もあるかなと・・・。
総合的に見れば最終的は2Dのゲームも3Dのゲームを作れるようになるかなり良い本だと思います。星5にしたかったのですが、NEGAAの実用度が未知数ということと、サンプルの中でどうしても読み込みに失敗してしまう3Dモデルファイルがあったので星4で・・・(私の環境がいけないのかもしれませんが^^;)