自分はゲーム業界の場末企画職なので、勉強のため
(少しでも桝田脳を盗んでやろう!というヨコシマな思いで)購入しました。
「俺屍」「リンダ」など歴代桝田作品を挙げて「アレがああなっている理由」
を解説してくれるため、非常に具体的で説得力があります。
かと思えば、今度は同窓会や回転寿司、阪神巨人戦などからゲームデザインを語りだし、
合間合間に挿入される「美人編集者」との何とも下品…もとい、軽妙な会話のやり取りもあって、
本書のエンターテイメント性に身を任せながら「エンターテイメントとは?」を学べてしまいます。
各節のおわりにポイントを凝縮して再確認させてくれる点も、憎いくらいに感心します。
つまり、この本自体が桝田さんのゲームデザインによって構築されているわけです。
ゲーム業界の若手や業界志望の学生、クリエイティブな仕事をしている勉強熱心な方、
幅広くオススメできますが、個人的には業界の若手や業界志望の学生に読んでもらって
桝田脳に感染して、ゲーム業界を桝田色に染め上げてほしいと思いました。
唯一残念なのは、美人編集者のヌードポスター付き!という計画が実現しなかった点。
よって★マイナス1個で、★6→★5にしました。