ペーパーバック(PB)を読み始めるときの格好の入門書です。
「Holes」が読めた人は、PBを読み始める英語の力が付いたと
言えます。Holesの次に読むことをお勧めしているのがこの
Master of the Gameです。ほとんどの人が読破できています。
100年にわたる親子4代の壮大なサクセス・ストーリーです。
約500ページもある厚い本なので、いままで洋書を敬遠していた
英語学習者に、「私にも読めた!」という達成感を提供する
パワーを持っている本です。
単語が多少分からなくても、ストーリーをたどることができる
良書です。英語学習者は単語にこだわるのですが、いくつか単語を
知らなくても、ストーリーは追えることが経験できて、学習方法に
眼からうろこを落とす作用があります。
この本ではBE動詞が多用されています。物語なので特にWASが
多く使われています。受身(WAS+動詞ED)も多く使われています。
動詞を2つ含む複文も多いのですが、動詞の一つはBE動詞にしていて
自然に状況がイメージ出来るようになっています。
前半のアフリカの海岸にダイアモンドを盗みに行くところまで
たどりつければ、この本を読み終えることが出来ます。
万一挫折しても、いったん棚にあげておいて、時期が来たら
読めるようになります。
冒頭のJamieの物語だけでも内容が濃くて、1冊に出来るような優れた
内容です。ダイヤモンドを掘る話しなので、Louis Sacharの「Holes」を
連想しました。Holesを楽しんだ人は、この本も苦労無しに楽しめます。
ストーリーは前半が面白いのですが、後半がいまいちです。
後半にたどりついて、読書が進まなくなったら、英語力のせいではなく、
ストーリーがつまらなくなったからです。そこで読書をやめても
かまいません。しかし、マラソンとおなじでゴールしたときの達成感
はかけがえのないものなので、ぜひ読破してくださいね!
(著者は映画のストーリー作家なので、英語の上級者が心の深い描写
や納得性をこの本に求めても無理があると思います。だから評価が
割れるのだと思います。)