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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最終巻です。,
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レビュー対象商品: ゲームの理論と経済行動〈3〉 (ちくま学芸文庫) (文庫)
3分冊で刊行された本書もこの巻をもって最終刊となります。この巻では単純ゲーム以降を収録しています。翻訳その物は改訳もされていませんから幾分、翻訳がしっくり来ない箇所もありますが、その分を割り引いても本書の価値を損なうことはありません。巻末には文庫化に当たって「あとがき」が書き下ろしされています。ゲーム理論の出発点となった本書を読むことにより、更なるゲーム理論に対する得てもらいたいものです。
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
協力ゲームという失われた可能性の復権,
By yojisekimoto (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ゲームの理論と経済行動〈3〉 (ちくま学芸文庫) (文庫)
中山幹夫氏による文庫版あとがきで触れられているように、記述の所々で、当初のゲーム理論が現在のような非協力ゲームを指すのではなく、協力ゲームが基本として考えられていたことがわかる。
これは新自由主義(解説だと新古典主義経済)へ迎合したここ半世紀のゲーム理論の風潮に反省を促すものでもあり、長らく入手困難であったゲーム理論の原典である本書に立ち返ることは、この協力ゲームという失われた可能性の復権を促すことになり得る(ちなみに、ノイマンの時代にはゲーム理論が離散数学のひとつであるという意識がなかったために非協力ゲームに対する免疫が発達しなかったのではないだろうか?)。 この最終刊は索引付きで便利だが、簡単な用語集のようなものがあれば初心者にも勧められるのだが、それがないのがもったいない。 あたりまえだが数式が多用されており、平易な記述にも関わらず一般への敷居は高いかも知れない。
5つ星のうち 5.0
全3巻を完結する本,
By
レビュー対象商品: ゲームの理論と経済行動〈3〉 (ちくま学芸文庫) (文庫)
訳者によれば、この3巻はゼロ和n人ゲーム、つまりゲームの
一般論の基礎を扱っていて、全3巻の中核といわれる。 シニアのアマチュアには手ごわい、分量からして。 自主ゼミなどの読書会で読んではどうだろう。 1,2巻にはなかった全巻の索引が付いている。 ほんとは、各巻ごとに索引がほしかった。 中山幹夫氏による解説が特筆される。専門の立場から、妥当 な紹介と評価がなされているとおもわれる。 この解説を読むだけのためにも、買う価値があるだろう。
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