大した前触れもなく気がつくと発売している本シリーズ。
アルファポリス発行の本を発売日に購入するのは中々ハード。
さて、予定では全3巻で完結するはずシリーズでしたが、
今回の地震と津波の件を考慮し(物語の終盤に地震と津波の場面があるため)、
加筆を重ね全5巻に練り直したようです。
あとがきのコメントでは5巻(最終巻)の発売日は災害の傷がある程度癒えてきた
時期になるとのこと。
今巻は物語も佳境に入り、ゲートの存在による両世界の危機が明らかに。
その関係で日本と帝国正統政府は早期に和約締結を余儀なくされ、
ついにゾルザル率いる帝国軍との決戦をむかえる。
相変わらず500ページ越えの大容量。
健軍司令とヴィフィータのロマンスがあったり、前巻で外交官スガワラと婚約した
少女シュリーが狡猾な本性を露わにしていたり、テューレがデレたり。
ピニャが不貞腐れて遊び呆けていたり、死亡プラグを分かりやすくたてた奴がいたり、
レレイがデブったり、イタミがエイリアンに寄生されたり?? ……と、中々濃厚。
今回も独自の視点で著者の自論が展開されており、
特にマスメディアに関するあたりは個人的にかなり興味深く感じた。
最後は割と中途半端な終わり方だが、正直この先の展開がまったくよめない。
だが、なんとなくイタミにも世界にも大変なことが起こりそうな
予感を感じさせる内容だった。
今回レレイ、ロウリィ、ヤオに比べてテュカの影が明らかに薄いと感じたのは
気のせいだろうか?
次巻にも期待。