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ゲーデル 未刊哲学論稿
 
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ゲーデル 未刊哲学論稿 [単行本]

フランシスコ・A. ロドリゲス‐コンスエグラ , Francisco A. Rodr´iguez‐Consuegra , 好田 順治
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ゲーデルの数学思想の核心を簡潔に表明したギブス講義と、数学的概念の実在性を強く主張するカルナップ論文を中心に、ゲーデルの思索の軌跡を精緻に追跡。

内容(「MARC」データベースより)

「不完全性定理」により、数学の哲学で賞賛されるゲーデルの、未刊哲学論稿を集成。彼の数学思想の核心を簡潔に表明したギブス講義、数学的概念の実在性を強く主張するカルナップ論文を中心にゲーデルの思索の軌跡を追う。

登録情報

  • 単行本: 292ページ
  • 出版社: 青土社 (1997/08)
  • ISBN-10: 4791755693
  • ISBN-13: 978-4791755691
  • 発売日: 1997/08
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 776,178位 (本のベストセラーを見る)
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By KY
形式:単行本
この書で彼は論理との最後の対決を挑んでいる。
一切の公理系への信仰を捨てきない一方で神はすでに彼の眼前にある。
体系は最後まで沈黙しているが、ついにゲーデル自身が語りだす。
もはやこれは神話である。
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
本書(p198,199)でゲーデルのカントへの言及が日本語で確認できる。
それはカントの分析的なるものの定義をめぐって、
『可感界と可想界の形式と原理』、『プロレゴメナ#2a』、『論理学#36,37』
を参照したもので、ゲーデルがカントをよく読んでいたことがわかる。

ゲーデルは数学が総合的判断だとするカントに同意しているようだ。
それは分析的なものをつきつめることでその限界に到るゲーデルの戦略と相通じるものがあるということだろう。

ゲーデルはプラトン的実在論者を自称するほどだからカントとは相性が悪いようにも思えるが、先験的統覚を主観的に捉えるカントの観念論は容認している(創造と制限という言葉をゲーデルは使っているが、カントの批判哲学は制限の側にあたるp170)。ゲーデルの実在論は観念論とではなく唯名論と対立するので、普遍論争の解釈のあり方を再検証する上でも有意義だということがわかる。

ゲーデルがカントへ言及した他の未翻訳の論考も翻訳が待たれる。
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