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ゲーテとの対話 上 (岩波文庫 赤 409-1)
 
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ゲーテとの対話 上 (岩波文庫 赤 409-1) [文庫]

エッカーマン , 山下 肇
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

著者とゲーテの、ほぼ10年におよぶ親しい語らいは、文学、芸術、個人生活、諸外国の文化など多岐に及んだ。それらをまとめた本書は、読者もまたゲーテと語り合っているかのような愉しさに溢れる。81年刊のワイド版。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 390ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1968/11/16)
  • ISBN-10: 400324091X
  • ISBN-13: 978-4003240915
  • 発売日: 1968/11/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By ボヘミャー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
稀代の読書家でもあったヘンリー・ミラーは、著書『わが読書』巻末の
「最も影響を受けた100冊」リストに、『ゲーテとの対話』を挙げている。
(でもゲーテの作品はない)

この作品は、世界文学の中で最も有名な本のひとつであり、
目についてとにかく買っておいたという人も多いだろう。

自分もそうだった。長い間、この本は手元にあったが、読み進めることができなかった。

それができるようになったのは、50歳間近の時。

ゲーテ晩年の頃の対話なだけに、人生の後半にはっきり入った頃の方がしっくりくる。

最初は飛ばして、いきなり本文を読もうとしていたが、
この本の冒頭には、エッカーマン自身についての文章が掲載されていて、それが面白く読めた。

あらゆる経験をしてきたようなゲーテのそばに、10年間も居続けられた人とは、どういう人物なのか。

ひとことでいうと、エッカーマンはとても苦労して成長してきた人。
文化や理論の中で育ってきたのではなく、労苦と人波の中にもまれてきた人だった。
だからこそゲーテとも長年交流し、その記録をつぶさに残せた。

ここを飛ばしては、エッカーマンの「ゲーテの世界」には入っていけない。

山下肇さんのやわらかく、こなれた訳文も魅力的。
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23 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ドイツの芸術家ゲーテと、著者との対話集です。芸術とは何かという限りない創作の迷路を歩く著者に暖かいまなざしと助言を与えるゲーテの言葉に、読んでいて自分が語りかけられているような気分になります。著者の(訳者)表現も、自然主義者らしく簡潔に、しかし的確に情景を描写しているので、文章も簡便で分かりやすいです。「座右のゲーテ」でゲーテ入門し、最近ゲーテもイタリア旅行記も買いましたが、政治・経済・芸術・自然学・言語学あらゆる学問に精通し、かつクリエイター・人格者でもあったスーパーゲーテに触れることのできる一冊です。今上を読んでますが、中・下までそろえてかいたいと思います。読みやすくて、とてもいい本です。
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ゲーテの叡智 2011/12/8
形式:文庫
晩年のゲーテに可愛がられていたエッカーマンが、ゲーテとの対話を事細かに記録した書です。
読むのにものすごく時間がかかります。
本書自体長いのもありますが、ゲーテの一言一言が奥深いので、単純にストーリーを追うように流し読みしてしまうと、「あれ?今なんかすごく大切なことを言ってた気がする…」ってもう一度同じ個所を読み返すことになるので、時間も集中力も二倍必要です。

エッカーマンとの対話なので、あらかじめ考えた原稿ではなく、いわば雑談のようなものなのに、ゲーテの叡智がそこかしこにちりばめられています。
さすが偉大な文学者は、話す言葉も珠玉の美しさです。

たとえば…

「単に貧しい主観的な感情のみを表白してるのでは詩人の名に値しない。
しかしながら、この世界を自己の掌中に握り、これを言葉に表し得てこそ詩人である。
そして、こうなれば行き詰まりもなく絶えず新鮮でいられる。
けれども、こに反して主観性にとどまる場合は、わずかな心のたくわえもすぐに吐き尽くしてしまって、結局マンネリズムとなり破滅してしまう。」

「ときどき死について考えないではいられなくなる。これを想っても私はしごく平安である。我々の精神は全く滅びるものではないと私は確信している。
これは永遠から永遠にわたって働き続けるものだ。われわれのこの眼でみると単に沈んでいくのだとしか見えないあの太陽のようなものだ。あれはもともと決して沈むものではない。絶えず輝き続けている。」

などなど…。

人類にとって宝になるような至言の数々を記録し、後世に残してくれたエッカーマンに感謝感謝!です。
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