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ゲバルト時代 Since1967~1973 (ちくま文庫)
 
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ゲバルト時代 Since1967~1973 (ちくま文庫) [文庫]

中野 正夫
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

1967年から6年間、著者は末端活動家として常に現場にいた。それは、羽田闘争から東大安田講堂の攻防、三里塚闘争を経て連合赤軍のリンチ殺人事件まで、日本中が「熱く、激しく、燃えた」季節だった。うなる警棒、飛び交うガス弾、絡み合うゲバ棒に囲まれる日常。そして革命幻想と現実の間で揺れる心理、「塀の中」の体験など、疾風怒涛の時代の極私的ドキュメント。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中野 正夫
1948年東京生まれ。都立城南高校卒業後、6年間、「極左」活動家として党派、職業、住所を転々とする。その後、理工系出版社に入社し、コンピュータ、プログラミング関連、理工書の編集・出版に携わる。大病を機に会社を辞め、現在は無職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 475ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2011/2/8)
  • ISBN-10: 4480427899
  • ISBN-13: 978-4480427892
  • 発売日: 2011/2/8
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By hiraku トップ1000レビュアー
中野正夫の「ゲバルト時代」を読了。ある人間の新左翼運動の記録。1967年から1973年の記録。新左翼は連合赤軍や日本赤軍の有名な活動家だけでなく、一般人も巻き込んだ運動であった。その普通の人の活動の記録。作者は歴史に残る重要な活動に参加し、その状況を驚くべき鮮明さで記録する。その記録はまさに青春群像である。女の子との下りもあるし、逮捕された話。そして連合赤軍の幹部との接触では冷静な評価を下す。そして一歩間違えば自分の運命がかなり変わっていたことを理解する。
新左翼運動で確実に人生が変わった作者であるが、それを後悔していないところが清清しい読後感を生み出している最大の理由であろう。変にじめじめしていない。普通の男の運動の記録として、素直に読むのが正しいのであろう。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By フィラデルフィアン VINE™ メンバー
1960年代から70年代にかけて、吹き荒れた学生運動の実像について赤裸々に語っています。立て前としての思想やイデオロギー、青春のエネルギーの発露としてのデモやゲバルトなど、その運動の実像についてよくわかります。あれだけの社会現象、今に生きる人間から見ると、不可思議そのものですが、当時の若者が、何を感じ、どういう思いで、運動に身を投じていたのかが、少しは、わかる本だと思います。未来への教訓として、読むべき一つの歴史だと思います。
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青春 2012/1/30
2012年現在からあの時代を振り返ると途方もないツケが回ってきていると実感する今日このごろ、たまたま書店でとったこの本を読んだ。リアルである。よくまあここまで記憶を辿ったと感心する。40年以上も前のことをさも昨日のことのように語れる著者の筆致に圧巻された。これは紛れもないあの時代を駆け巡った著者の青春回顧録である。
ゲバとはあの時代中学、高校、大学にいたものにとっては忘れることのできぬ出来事であった。実際に実家の近くでも逃げ回り隠れていた過激派の学生はよく見たものだ。そして投石と火炎瓶、ゲバ棒の乱打と機動隊との衝突。3:11以降の今の日本の現状以上に揺れていたあの時代、まだ未来は何とかなると信じていたが今日このごろはこのざまである。特に感心したのは著者が赤軍を離れRGへと籍を移すあたりのくだりであろうか。浪人生としての自分、党派としての自分、革命分子としての自分などがこれでもかという事実からひしひしと伝わった。ややナイーブではあるが党派性を超え軍事路線へと転向しようとするがリーダーたちへ失望する。そして三島の自殺と連赤によるリンチ殺人に接し最早ついてゆけぬと諦める辺はとても感動した。自分はアルバイトと就職と出来てしまった妻子との関わりなどがその後の逮捕拘留という流れの中とてもリアルに伝わった。やや乱暴な部分もあるがやはり今になっても落ち着いては語れぬということなのだろう。衝撃的だ。
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