この巻で登場して以来、『新ゲノム』第2巻まで実に6年近く沈黙することとなるシロアリ夫妻が活躍しています。
「こんなに前に出ていたキャラだったのか!」と、妙に感動してしまいました。『新』第2巻を読んで「これ誰?」と思ったあなた、何としてでもこの巻を読みましょう。
内容的にはなっちゃんがレギュラー化し、パクマンとエルエルの母が対面して意気投合するなど、ギャグの切れとともにだんだん『新ゲノム』に近づいています。
中でも『アストロ球団』からの小ネタに悶死。子供が読んでいないという前提なんだと、改めて思い知りました。
所長の出番が少ないのはすでにこの頃から……と言うより前巻からですね。この巻では、ついに素顔を公開する話があります。
特筆すべきは、普段8ページが基本の『ゲノム』シリーズの中で、全16ページの「魔王ベルゼブブ」編が収録されていること。
脱皮を続けて魔物と化した『新ゲノム』で、この16ページというボリュームを展開されたらどうなるか……考えるだけで震えてきます。