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ゲッチョ先生の野菜探検記
 
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ゲッチョ先生の野菜探検記 [単行本]

盛口 満
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ゲッチョ先生こと盛口先生は「骨」だけではなく、様々な生き物にも目を向けている。今回のテーマは野菜。「なぜ野菜は食べられるのか?」を追い求めるナスマニア・ゲッチョ先生と野菜嫌いの人々とのソクラテス的対話から浮かび上がる野菜の正体とは…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

盛口 満
エッセイスト。1962年千葉県に生まれる。千葉大学理学部生物学科卒。1985年より自由の森学園中・高等学校の理科教員として生物を担当。2000年、同行を退職した後、沖縄の珊瑚舎スコーレの活動に関わる。2007年より沖縄大学人文学部こども文化学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 261ページ
  • 出版社: 木魂社 (2009/03)
  • ISBN-10: 487746106X
  • ISBN-13: 978-4877461065
  • 発売日: 2009/03
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
最初は盛口氏特有の「たのしいお話」かとおもって、読み出した。探検記だったからだ。しかし、緻密な調査があり、野菜の起源に迫るような知識の宝庫でもある。この値段にしてはお得感もおおきい。もちろん絵も綺麗だし、読んでいて飽きない。農学書のような読んでいてねむくなる野菜の知識の本はこれまでたくさんあったが、楽しく読めて、とても勉強になるこの本はおすすめだ。盛口氏は最近「まとまった知識を与えてくれる(見ても楽しい)本」を執筆される傾向にある。野菜という分野は意外であったが、新しい分野を開拓されたようだ。盛口氏が野菜マニア(?)であることも初めて知った。彼が野菜がカッコいいという理由を、我々がこの本の中で探検するのもいいかもしれない。
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
今年の春から夏にかけて,通算約20日間ほど,4箇所の無農薬・無化学肥料の野菜農家で農業体験をした.
そのときに感じた素朴な疑問の答えのヒントが,この本に書いてある.
有機栽培の野菜は美味しい.
近所のスーパーとか八百屋のものとは全然違う.
にもかかわらず,畑の野菜たちは,虫とか鳥に全く人気がない.
私が農業体験した畑に関してだが,あのなんでも食べそうなカラスでさえ,
トウモロコシ以外は食べないそうだ.
野鳥が野菜を食い荒らしたという話は聞いたことがないはずだ.
無農薬なので,虫がウジャウジャいるわけだが,
その割に人間様の食べる部分は虫に食われていない.
葉っぱのみ食われていることが多かった.
これが疑問その1.
二つ目の疑問は,農家の人達が想定以上に不健康だったこと.
無傷だったのは,就農して3年足らずの1家族だけ.
健康だったのは,4家族中たったの1家族というわけだ.
顔に腫瘍がある人,喘息の人,子供が髄膜炎だったりと,
むしろ一般人よりも不健康とさえ言えるかもしれない.
ちなみに,これらの症状はいずれも就農して数年経った後に発症している.
また,病気ではないが,奥さんが化学調味料中毒だった家族もあり,
野菜の食べ過ぎは体に悪いのではないかとさえ思える.

前置きが長くなったが,この本にはこれらの疑問に関する答えのヒントが書いてある.
野菜なんてご先祖は毒草ばかりで,虫も鳥も見向きもしないのは当然なのかもしれない.
虫や鳥にとっては非食用植物なのだから,人間が食べ過ぎれば不健康になって当然なのかもしれない.
野菜を極度に嫌う人が本の中に登場しているが,
この人の感性はもしかしたら正しいのかもしれない.
人間が野菜を食べるのは変態だから,
それとも虫や鳥と食べ物が競合しないように逃げてきただけなのだろうか?
この本には,野菜を食べ過ぎると体に良くない,
とは一言も書いていないのだが,
私はそういうことを感じてしまった.
だから,私にとっては,答えそのものではなく,ヒントなのだ.
読む人によって,各々様々なことを感じる本ではないだろうか.
絵が綺麗だし,野菜の歴史の話も面白い.
野菜に興味がなくても楽しめる本だと思う.
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