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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
3人の巨匠の素顔に迫る,
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レビュー対象商品: ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 (単行本)
偉大な漫画家3人の娘による、対談。
実に面白い。 読みどころは、 3人の巨匠の家庭での姿。 人間としてのホントの部分が書かれていて、 娘の視点は鋭いなあと感じます。 異次元のレベルで破天荒な赤塚。 マンガの隆盛とともに巨大化していく手塚。 あくまで「家業」としてマンガに専念する水木。 この本を読んで、 私は3人の巨匠にこんな感想をもちました。 お勧め。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
作品の中に父親を探す。,
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レビュー対象商品: ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 (単行本)
水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫というあまりにも有名な漫画家の父親をもった娘達の鼎談です。
一番良く喋っているのは、手塚氏の長女るみ子さんでしょうか。 赤塚氏の一人娘赤塚りえ子さんは、お父さんとお母さんをほぼ同時期に亡くし、フジオ・プロの社長も引き継ぐという状況にあったようです。 赤塚氏は、漫画と現実の区別のないような生活振りで、りえ子さんのお母さんとは既に離婚。後妻の方がフジオ・プロの代表を務めていましたが、彼女の遺言でりえ子さんが後継者になります。 赤塚漫画もそれほど熱心に読んだこともなく、それこそ父親の顔も知らずに育った娘が、父親の全作品群を引き継ぐことになりました。それも社長として。 りえ子さんの助けになったのが、水木さん、手塚さんであったようです。 水木悦子さんは、ずっと水木プロで仕事をされています。りえ子さんは、水木さんに相談したりしたようです。 るみ子さんは、手塚治虫氏の生前は娘としての立場を嫌い反抗し続けていましたが、お亡くなりになられてから、遺族として手塚治虫の業績を伝えようとフリーで仕事をしています。 その姿にりえ子さんは自分の進むべき道を悟ったようです。 結びつきの強い3人。立場も良く似ています。 読んでいてはっとしたのは、有名人の子供というのは周囲の人からの好奇心という強いプレッシャーを浴びせられているのだということです。 何事につけ、親と比べられる普通の人間。これは結構辛いと想像できます。 るみ子さん、りえ子さんは、お父さんがお亡くなりになってしまって、父親のことを知るのに、作品を読み込むと語っておられます。 娘とは父親の作品を最も深く読み込んだ評論家なのかもしれない、と思いました。 娘にとって有名な父親は、幼い頃は自慢のようです。 有名な作家は、それだけで公人のような立場で常に仕事の仲間やファンが取り囲んでいます。思春期の頃、自意識が芽生えてきた子供にとってそれは少し哀しい状態なのでしょう。 3人娘が選んだ一押し作品も掲載されています。 水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫の意外な側面を知ることができます。
14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
娘から見た巨匠,
By なし - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 (単行本)
娘たちの視点で、天才と言われる漫画家たちの実像に迫る本です。両親の離婚で幼時に父と別れた赤塚氏、父と兄との濃厚な関係に複雑な気持ちを抱いて来た手塚氏は、父親に対して屈折した思いを抱いているのに対し、水木氏は親子共々自然体で好対照でした。また手塚氏の語る「父親の女性観」にはなるほど〜と納得しました。あと、表紙を見てうちの息子が「(初期の鬼太郎の本に出てくる)カロリーヌちゃんだ!」と喜んでいました(笑)
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