商品説明
NTTドコモが携帯電話でインターネットを利用できる「iモード」のサービスを開始したのが1999年2月。以後、1年間で利用者は500万人を超え、さらに他社の同様のサービスを含めた契約数は今年夏の時点で1000万件を突破した。いつ、どこにいても銀行の振込や残高照会、飛行機やホテルの予約、ニュース速報、そして一般のホームページまで利用できる便利な「ケータイインターネット」は、またたく間に日本のインターネット環境に食い込み、アメリカに比べて立ち遅れていたネットビジネスで日本が巻き返しを図るためのカギともいわれるまでになった。
21世紀を目前に、ケータイは単なる電話ではなく、マルチメディア端末として独り歩きを始めている。著者はこうした現象を「ケータイe革命」と呼び、ケータイとケータイにまつわるビジネスの過去、現在、未来を幅広く紹介する。「iモード」誕生の舞台裏に始まり、2001年5月に開始される次世代携帯電話の将来像、それを提供するNTTドコモ、KDDI、J-フォン3社のグローバルな経営戦略と内情。また、「PHSは本当に終わりか」「端末の動向」「新市場開拓と不採算事業の見直し」などといった周辺事情のフォローも忘れない。
ケータイをめぐる技術やサービスなどはめまぐるしく変化しているため、本書の旬は短いかもしれない。だが、日刊工業新聞の記者である著者が実際に現場を取材して得た生の声が随所に織り込まれており、「ケータイe革命」進行中の臨場感は、リアルタイムに書かれた本ならではのものがある。豊富なデータをもとに、プログラミングや通信システムなどにも詳しく触れており、ケータイやPHSをめぐるビジネスに関心のある人には格好の手引きとなるだろう。(齋藤聡海)
内容(「BOOK」データベースより)
携帯電話はどこまで進化するのか?通話するだけの機械から、インターネットを介した情報通信端末へ。携帯電話のいまと将来が、この1冊ですべてわかる。