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ケータイ小説は文学か (ちくまプリマー新書)
 
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ケータイ小説は文学か (ちくまプリマー新書) [新書]

石原 千秋
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ケータイ小説を大胆にも文学として認め、その構造を徹底分析。小説の「読み」「書き」に起こる異変を解きあかしポスト=ポスト・モダンという新しい境地を見出す刺激的アプローチ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

石原 千秋
1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。文学テクストを現代思想の枠組みを使って分析、時代状況ともリンクさせた斬新な読みを展開する。また、とくに入試国語の読解を通した問題提起を積極的に行い、現場の内外を問わず支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 127ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/06)
  • ISBN-10: 4480687858
  • ISBN-13: 978-4480687852
  • 発売日: 2008/06
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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22 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
うーん… 2008/9/4
By 東海
形式:新書
 ケータイ小説は文学である。そう前置して持論を展開してゆく点は良い。当然批判も多い
でしょうが、予め自分の立場を明らかにした上で核心に迫っていくので、論点が明確で理解
しやすい構成です。

 ただし同調と批判が錯綜するケータイ小説という題材を扱っているからか、あるいは石原
さんという方がそういう論調の方であるからかはわかりませんが、正統派がこういう姿勢
だから、反主流派の俺はこう反論するんだといわんばかりの、変に斜に構えたような姿勢で
文章を綴っているため、理解できる方しか理解する気になれない。もう少し石原さんの立場と
は対岸にいる方たちにも理解を求める姿勢が欲しく、その点が非常に残念です。

 ケータイ小説に対する風当たりが強い今だからこそ、反対派にも読ませる文章にして
ほしい。その姿勢が無い限りはオピニオンリーダーとはなれないでしょう。せっかく良い
意見をたくさん提示しているのに勿体ないですよ。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 白樺
形式:新書
 「ケータイ小説は文学か」、まさにそれが知りたくて読んだが、結論を言えば、読み終わってもその疑問は残ったまま。代表的な(よく売れた)ケータイ小説のあらすじを紹介しつつ、その構図を解き明かしてくれるのは、ケータイ小説そのものを読んだことがない読者には親切。しかし、「文学としか言いようがないだろう」と言われても。そもそも売れたのは、ふだん小説など読まないような少女層がたくさん読んだからで、一般の小説の読者層とはかぶっていないように思う。そして、これが一般の小説への入口になるかというと、ならないようにも思う。書き手と読者の、あまりにも閉じた世界。……まあそれは少女漫画にしろ、レディスコミックにしろ、やおい本にしろ、皆同じ性格を持っていると思うのだけれど、それが社会現象にまでなるのはどういうことだろう、そこを知りたかったのだが。
 
 以前から漫画ではよくあるような過激なエピソードのパッチワークの感があるケータイ小説の世界は、どちらかというと、東浩紀氏が言うような「データベース化されたリアリズム」の方に近いのではないか。とすると、ケータイ小説は著者が言うほど新しいもの(ポスト・ポスト・モダン)などではなく、オタクたちの「萌え」同様、ただの「ポスト・モダン」のあだ花のような気がするのだが。東氏あたりに一度分析してもらいたいけれど、無理でしょうね。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ふむ。 2010/10/15
形式:新書
ケータイ小説の狭い世界観が本当に嫌いです
私がなぜ文学を読むのか
それは自分のちっさいちっさい価値観や、世界を測るものさしをぶちこわしたいから
何度も、何度もね
確かに少女特有の心の傷のような凹みを埋めるにはちょうどいい具合なのかもしれないけど
自分の世界のその更に先へ向かって進もうとする力がまったく感じられない
癒しや共感なんてもういいでしょう
本当に嫌いなジャンルだ

ってゆー個人的な感想をきちんと「説明」してくれた一冊
「少女による少女のための中間小説」
私がケータイ小説を苦手とするのも、この「少女感」を共有できないからなのだろうか

「ヒットしたケータイ小説が予定調和的に『真実の愛の発見』で結末を迎えるところに、このジャンルの弱さや通俗性があるとも思った」
ケータイ小説の作家や読者は、自分の信じている『真実の愛』が相対的なものであることに、何の恐れも感じないのだろうか
他人との係わり合いや自分の主体性に自信を持てないくせに、自分の信じる愛が世界のすべてだと盲信しているのだろうか

いや、分かりやすかったけどさ
けどさ
おいおい、こんなもん読んでて大丈夫かよ
っていう考え方はやっぱり変わりませんでした
面白かったけどね
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買いと言えば、買いです。
石原千秋氏の著作は以前好きでよく読んでいたのですが、いつの頃からか違和感を覚えるようになりました。漱石のように長い時間をかけて接してきた作品であれば、新しい「読み... 続きを読む
投稿日: 2008/11/29 投稿者: yoshioki6
読みやすい本です
見事にケータイ小説を論じていると思います。
著者は、批判的ではありません。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/3 投稿者: 読子
やっと、「小説を読める人」が、ケータイ小説について、語ってくれた。
いろんなケータイ小説本が出ましたが、
やっと大人が読んで納得できる本が現れました。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/30 投稿者: 紫 麻乃
ケータイ的・・・
 ケータイ小説の構造を端的に示した好著である。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/26 投稿者: アレグロ
石原持論健在!!
「あえてケータイ小説を文学と位置づけてみよう!」... 続きを読む
投稿日: 2008/6/24 投稿者: Japan Impartial Integrity
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