どのケースも資料が詳細にわたる上に、本人へのインタビューや著作からの引用も多く、生々しさも感じられます。
大変面白い読み物であり、経営者の意思決定を学ぶ題材として良いものであるというのは間違い無さそうです。
ただ、三十代のサラリーマンが一人で読むだけでは、十分に読めていない、使えていないという感触があります。大学院の講義や、経験・見識のある人を交えた読書会・勉強会などで使ったら、もっと真価を得られるのではないかと思いました。
また、ほとんどの事例企業は大企業で、数十・数千億のような、とても大きな桁でお金が動いています。中小企業勤めの身には遠い話のようにも思われました。
もしかしたら、読みこなせていない、という感じは、自身の経験とのギャップのせいなのかもしれません。