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ケンブリッジの哲学する猫 (ハヤカワ文庫NF)
 
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ケンブリッジの哲学する猫 (ハヤカワ文庫NF) [文庫]

フィリップ・J. デイヴィス , Philip Davis , 深町 真理子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

This light, philosophical fireside tale wrapped around a mathematical problem tells the story of Thomas Gray, a cat who found herself at Cambridge University helping a historian of mathematics with his research. Two-color illustrations. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

世界屈指の歴史を誇るケンブリッジ大学に、雌猫のトマス・グレイがやってきた。思索を好む彼女は水を得た魚のように学者世界に溶けこむ。やがて得た無二の親友、数学者のファイストと協力し、彼女はそのしっぽの働きで古来の数学上の難題を解くことになる…学者たちの学問上の営みをユーモラスに再現。ゆったりした哲学的雰囲気に読者を誘い、多数の挿絵とあいまって、その愉しさを味わわせる1冊。

登録情報

  • 文庫: 236ページ
  • 出版社: 早川書房 (2003/04)
  • ISBN-10: 4150502757
  • ISBN-13: 978-4150502751
  • 発売日: 2003/04
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 557,880位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
ケンブリッジにふらりとやってきた雌猫トマス・グレイ。到着した途端からケンブリッジの皆に愛される姿が微笑ましい。誰も彼女のことを厄介がるものはいない。当たり前のように住み着いた彼女は学問上の発見を導いたり、恋愛の手助けをしたりと大活躍。それでいて人間に媚びない誇り高さ。著者はケンブリッジに招聘されたことがあり、そこで実際にトマス・グレイと会っています。その時の経験から生まれたのが本書とか。どこまでが実話でどこからがフィクションなのでしょう。またケンブリッジの知的雰囲気もよく伝えています。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By fmgmkt
形式:文庫|Amazonが確認した購入
ケンブリッジ大学ペンブルク学寮に住みついた若い雌猫(トマス・グレイと名づけられる)は、人間たちは気
づいていないのだが、学寮内を探索したり学者たちの会話を聞いたりして思索する猫なのである。
トマス・グレイと深い親交を結ぶことになったのは大学の特別研究員のルーカス・ファイスト博士で、世俗的
なものに背を向けた、純粋で心やさしい人物である。このふたりを中心にファンタジックな物語が展開する。

格調高く盛大に催された晩餐会が、トマス・グレイが生んだ子猫の処遇を決めるためのものだったり、猫なら
誰もがよくやる行動をとった結果トマス・グレイはファイスト博士に大きなヒントを与えることになり、博士
はその成果を「共同研究」として発表したり…。ただ楽しい、可愛らしいというのではなく、ディテールが生
き生きと描かれ、また、学問上のさまざまな論争や考察などがたくさん盛りこまれているため、ユーモラスで
いてとても知的な世界になっている。

作者は数学者らしいのだが、詩にも詳しいようで、猫関連の詩や詩人が作中に散りばめられている。中でも、
聖書研究に励んでいた無名の修道士が残した詩(ネズミ捕りに精出すパングル・ボーンという名の猫が出てく
る)についての考察は興味深かった。
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