反射望遠鏡は主鏡が放物面でないと光が一点に集まらず、きっちりした像を結びません。
でも、この望遠鏡は球面です。そのため、ひどい球面収差がでます。それを防ぐためには、非球面補正レンズを使う、シュミット補正版を使う、副鏡の形状で補正するなどの方法があります。
でも、この望遠鏡でとっている方法は、小さい副鏡を使い光量が多いものの、放物面との差が大きい主鏡周辺を切り捨てることです。
そのため、114mm口径とありますが、実際の口径はもっと小さく、集光力は面積で決まるため114mm口径がすべて使えたときの25パーセントほどです。
口径も絞られて、球面収差のために分解能も6cm屈折並みでした。
あと、付属する接眼レンズも高倍率用は高倍率を売りにするために付けたとしか考えられないもので、視野が狭く見にくいものです。
低倍率用は、歪むもののまあそこそこなんですけど。
はっきり言って、8cmのF15という大昔の望遠鏡の方がはるかに良く見えます。
三脚や赤道儀の剛性もなくふらふらですし、軽い以上のメリットは何もありません。
デジアイピースも低感度で画素数が少なく、月しか使い道がありません。
この機種よりも、ポルタの80cm屈折望遠鏡の方が明るさ、使いやすさ、像の良さなどすべての面で優れています。
この、反射赤道儀は10kg以上あるので、その辺も要注意です。
反射望遠鏡 球面 114mmで検索すると実態が出てくるかと思います。
kenkoの天体望遠鏡はスカイエクスプローラーシリーズとnewKDSシリーズは良いものですが、そのほかのものは、かなりの問題がある機種ばかりです。