アートスは双眼鏡に詳しい人達からは、「素人向け廉価機種」と笑われがちですが、なかなか優秀で気軽に星を見るには十分な性能を持っていると思います。
夜間は視野の歪みを若干感じますが、実用上は問題ありませんし、このクラスの広視界(ワイド)タイプはどれも同じようなものだと思います。
また、昼間は対象物によって収差(色のズレ)が見られますが、アートスよりも上位機種と比較した時に気づく程度で、この機種だけを使っている分にはほとんど気にならないレベルです。
防水仕様なので少し重いですが、湿気や埃の侵入に強いので安心して使えます。
値段を考えるとなかなか良く出来ていて、私としてはお買い得な機種だと思います。
倍率と口径について
天体用双眼鏡は以前は7x50(倍率x対物レンズ直径)のものが良いと言われていましたが、今では8x42の方が光害の影響を受けにくく、見やすいと言われています。
実際に試してみたところ、郊外の田んぼでは8x42の方が背景が暗くなり、若干ですが星がシャープに見えました。
また、空の明るい住宅地では7x50も8x42も見え方に殆ど差がありませんでした。
双眼鏡はレンズの直径が小さいほど軽くなるので、やはり国内で使うには8x42の方が良いと思います。