キャノン純正の EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM より解像度やボケ味で優れていると評価が高かった AT-X124 PRO DX から1mmワイドになり、かつ、通しで1絞り明るくなった。
光学上 無理をせずに高い性能を実現させたという T-X124 から少し冒険をするため、光学系を全面的に改めたとのこと。
35mm換算で 17.6−25.6mm。ズーム時に全長の変化はない。最短撮影距離 0.3mで満足。
厳密に撮影比較をしたわけではないが、高い解像力はよく継承されているようで、1〜2段 絞れば周辺部でもなかなか芯が確かになる。
開放近くで撮ったからか、ワイド端でも気になるほどの崩れは感じられない。
トキナー レンズの特徴のやや厚めの色乗りもよくて、トキナーは好きなメーカーだ。
問題は重さ。キャップ無しで 510gで、AT-X124 よりさらに50gアップになった。悲しいことに EF-S 10-22mm より 225gも重い・・・。初期の広角ズームを付けた時のようだ。
いろんなユーザーを獲得することを考えたキャノンのマーケティング戦略とは違って、画質重視の方向性なのだからやむを得ないのだが、普段使いのレンズなのだし、もうちょっとなんとか・・・。
それと、AFのスピードのぬるさは相変わらず。純正のキビキビした手応えとは比べようもない。
使用場面を考えると現実的な問題は少なそうだが、はしゃぎ回っている子供を日常的に撮るようなパパ・ママはつらいいかも知れない。
それから、そろそろ露出とズームの回転方向を純正と統一していいのではないかと思う。決まってズームは逆方向を回してしまう。トキナーの最多ユーザーはキャノン ユーザーなのだし、マーケティング的にも損をしているだろう。
そんな注文はあるが、嬉しいレンズには違いありません。