豚インフルエンザ騒ぎを機に、医院や飲食店のトイレに置かれるだけでなく、薬局などの店頭の目立つ位置で消毒用エタノールが販売されるようになり、需要の増加と共に値段もつり上がった。
以前は無添加のエタノール500mlがドラッグストアで500円程度で手に入ったが、現在では800円から1000円くらいの値が付いている。
しかし、このイソプロパノール(IP)添加タイプだと、酒税がかからなくなる分、価格が安くなる。私の感覚では、ほぼ半額というところか。それでいて効果は通常のエタノールと同等なので、安心できる。
食中毒その他の感染症防止用として、食品を扱うときはもちろん、家の中のあちこちを拭き掃除&消毒するのにもガンガン使える。一部のバイキンは冷蔵庫/冷凍庫の中でもウヨウヨ繁殖するので、定期的にこれをばーっと噴きかけて掃除するといい。
キッチン用(限定?)の除菌アルコールというものが200〜300円程度で市販されてはいるが、エタノールは混合されてても、説明書きに人体には使用するなとあったりするのでイマイチ信用できない。
やっぱり医薬品のエタノールじゃないとダメなんじゃないか?と思ってしまう。
保存容器は、スプレー容器そのものが見つかればいいが、なかにはアルコール類を保存できないものもあるので要注意。私の場合、使用済みのペットボトルに、専用のスプレーノズルを取り付けて使っている(「霧吹くん」、「ボトルスプレー」、「遊霧ちゃん」などいろいろ出ているようだ)。
いずれも100〜200円程度なので、数個まとめて買っておくと、色々な用途に使えて便利だろう。
なお、エタノールは、災害時に生活用水が得られないとき皮膚を清潔に保つのにも役立つことを付記しておきたい。
よって、家庭用防災袋の中にも絶対に加えておきたい一品である。
注意点として、フローリングの表面をこれでゴシゴシこすると、ニスの塗装が剥げてしまう。これには参った。純エタノールではそんなことはなかったので、混合物のイソプロパノールのせいかもしれない。その他類似の物を拭くときも、少量で試してからにしたほうがいい。
また、水で薄めていない「無水アルコール」というのも市販されているが、そのまま使用しても殺菌効果は得られないので、間違って買わないように注意されたい。