日常的な間の抜けたエピソードが軽妙なテンポで語られていく。
原作(未読)もよく出来ているのでしょうが、アニメの演出もかなりの手練と感じます。
おまけにガンプラ制作と収集に血道をあげるケロロを描くにふさわしくサンライズが制作。
効果音からモビルスーツまで存分に使いたおし、オタクあるある全開なところもファンには嬉しい所なのでしょう(よく知らないで言ってますが)。
そしてケロロの声。
ケロロの愛らしいルックス(と私は思う)に釣り合う声、でありながら安直で怠惰で腹黒い…厭わしいキャラクターの側面も実にうまく表現している。
少年マンガの主人公は口癖が付与されていることがままあり(ナルトの「〜だってばよ」とか)、これを様々なドラマの局面で上手に使いこなすのは案外難しいのではないかと勝手に想像するのだが、ケロロの「〜であります」は実に多様な変幻自在ぶりをみせて、素晴らしいなあと思う。
セリフまわしに特有のリズム感があって、聞き慣れるとクセになってしまう。
ケロロはデザイン的にも優れている。
ちょっと尖り気味のヒップがツボ。
おしりの丸さ、足の華奢さ、頭の大きさ、目の丸さ、など抜群のバランスで収まっていると思う。
放送当時、なんであんなに流行っているのか分からなかったのだがようやく納得。
子どもに付き合って見始めたけれど、見る度感心してしまうよくできたアニメだと思う。
第6シーズンはEDソングが小島よしおで、歌に合わせてケロロ達もよしおダンスを踊っていて楽しい。
OPの歌詞も秀逸。残念づくしの身辺スケッチ(「あ、買った方が安いね晩のおかず」とか)。
子ども達が覚えてエンドレスに歌い続けています。