リアレンジ再録のM5とインストのM6を含む全7曲入りジャンボシングル。
フルアルバム定義の8曲前後スレスレの7曲入りながら、ミニアルバムとも定義せずにジャンボシングルと名付けるあたり…このアーティストのセンスに脱帽する。
そのためボリュームはたっぷり…アルバムが待ち切れない!という人たちにもあと半年…いや1年くらいは聴き込める仕上りになっている。
もしかしたら自らハードルを上げている(次期アルバムの期待度が高まり過ぎる危険がある)のではないか?!と問いたくなるようなクオリティとボリュームで…そしてミニアルバムだったら2000円でも迷わず買うであろうところをシングル設定して1500円でリリースするあたり、音に対するこだわりとファンに対するサービス精神に感心する。
M1リード曲のタイトルチューンはイントロから高揚感あふれる攻めから、美しい歌声とともに煌びやかな感性が流れ込んでくる。
基本路線は言わずもがなインダストリアルなテクノサウンドに、聴きやすい歌謡曲フレーバーで独特の世界観の歌詞を歌い上げるというスタイルは不変だが…
この7曲入りジャンボシングルに並べられた曲は、以前よりもより洗練された!という印象が強い。
新しく発表して新しく聴くのだから、新鮮さと時代に反映されたものを洗練されたというように錯覚しているのかも知れない…。
しかし、一言ベタでダサい表現になってしまうほどボキャブラリーを喪失して集約した言葉を発すると…明らかに「カッコイイ!」のである。
全編通して聴き応えたっぷりで、リピートヘビロテに耐えうる中毒性…これはシングルの域を完全に突出している…ズルイよ。
人気で流通が間に合っていないようですが…手に入れられる機会のある方は是非!