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ケプラー予想
 
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ケプラー予想 [単行本]

ジョージ・G・スピーロ , 青木 薫
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

一九九七年、「フェルマーの最終定理」に並ぶ超難問が証明された。四〇〇年の長きにわたって数学史に君臨した難問はいかにして解かれたのか。天才、無名人の栄光と苦闘を描く感動の数学ドラマ!

内容(「BOOK」データベースより)

1590年代末、新世界への冒険の船旅に乗り出そうとしていたひとりの英国貴族の問いから、ある疑問が生まれた―船倉にもっとも効率よく丸い砲弾を積み込む方法とはどんなものだろう?1611年になって、大科学者ヨハネス・ケプラーがその問いに答を出したかに見えた。いわゆる「ケプラー予想」である。だが、それを数学的に証明するためには、以後400年近い歳月が必要となったのだ…。「フェルマーの最終定理」に並ぶ超難問として知られ、1998年に若き天才数学者トマス・ヘールズが最終証明を果たしたことで数学界に衝撃を呼んだ「ケプラー予想」をめぐる、4世紀にわたる数々の有名数学者達の苦闘と、彼らのユニークな横顔を描く、興奮の数学ノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 512ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/4/27)
  • ISBN-10: 4105454013
  • ISBN-13: 978-4105454012
  • 発売日: 2005/4/27
  • 商品の寸法: 19.4 x 14.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 119,699位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
33 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yoshik-y トップ1000レビュアー
形式:単行本
 ケプラー予想とは、あまり知られていないが、「球の最密充填は面心立方である」というもの。これは、物理・化学者には証明されていなくても当たり前だと思われていたことであるが、証明は困難であった。解くのは難しいが、問題を理解するのは簡単だということで、「フェルマーの予想」に比較されたが、結局計算機の助けを多く借りたため、あまり話題にならなかった(四色問題のころは、計算機で解くことが逆に話題となったが、最近では珍しくない)。従って、数学的な面白みが多くは期待できず、本の内容もそれにたがわず盛り上がりに欠ける。
 ただ、盛り上がりに欠けるのは、それだけではなく、著者が数学者のエピソードにのみ終始し、数学的な内容を掘り下げていないことも原因と思われる。例えば、規則格子においてはガウスが証明したことは有名であるが、逸話のみにページを割いていて数学的な記述は少ない。また、肝心の計算機による証明も、それに対する他の数学者の反応は多く書かれているが、証明の内容に関する記述は乏しい。他の充填問題についても、例えば[4,6,6]準正多面体なども、結晶化学や工学には多く見られるものであるのにそのような例は書かれていない。
 もちろん一般向けの本であるのでそういう話は書きにくいだろうが、それらをわかりやすく一般向けに書けばより魅力的な本になったろうにと残念である。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 ケプラー予想とは、

   「最も高い密度で球を詰め込むには、どの球の周りにも12個の球が接するようにすればよい」

 という命題である。

 この問題は400年未解決であったが、1998年にコンピューターを最大限に駆使して証明された。

 本書はこの問題に関わってきた多くの数学者たちのエピソードが語られている。

 ニュートン、ラグランジュ、ガウス、ヒルベルトなど、著名な数学者達の様々な業績を知ることができる。

 しかし、これらの偉大な数学者達をもってしても、ケプラー予想は証明できなかった。

 一定の条件の下である量の最大値あるいは最小値を求めるのは数学の最も重要な目的の一つであるのだが、

ケプラー予想の証明は困難を極め、エレガントな証明は発見されなかった。

 そして、最終的にはコンピューターによるしらみつぶしという力技により、解決をみたのである。

 本書の面白さは、ケプラー予想の証明に向かって少しずつ前進していく経緯や、証明の先取権争いなど

のほかに、コンピューターを使用した証明の是非が論じられている部分にある。

 数学関係の本では、あまり証明とコンピューターの関係を掘り下げたものは多くないので、参考になるだろう。

 コンピューターを使用した証明については、ロビン・ウィルソン著「四色問題」でも取り上げられているが、

同書ではあまりコンピューターについては触れていないのに対して、本書はかなりのページを割いている。

 その理由は、四色問題においてはコンピューターは単なる膨大な作業を肩代わりしたにすぎないが、

ケプラー予想ではかなり本質的な部分の計算をコンピューターに負っているためだと思われる。

 本書には「フェルマーの最終定理」のときのようなドラマはないが、数学の証明とコンピューターの関係に

ついて知りたいという方には、オススメである。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ケプラー問題の解決にに携わった数学者達のエピソードに重点がおかれているため、科学啓蒙書としては物足りなく感じるかもしれません。またフェルマーの定理の解決の時のような、ドラマ性はありません。専門家の間ですらそれほど盛り上がらなかったようですから、これは仕方ありません。それでも、数学界の大立者のエピソードが満載で、読み物としてはすこぶる面白いです。日本語訳もとても良いです。翻訳時にかなり訂正されたようですが、ちょっと数学的に不正確な記述があるようですので、数学の詳細や付録に囚われずに、気軽に読むことをお勧めします。
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最近のカスタマーレビュー
一見当たり前のような予想の正しさを明らかにすることが、とてつもなく難しい
... 続きを読む
投稿日: 2010/1/17 投稿者: ねぼすけ2004
がっかりする
サイモン・シンならもっとエキサイティングに描写しただろうか。数学的記述が乏しく、証明の喜びを感じられない。
投稿日: 2008/2/4 投稿者: 仁川
読む人の主観によって意見が割れそうです
「フェルマーの最終定理」と比較してしまうと残念ながら面白さに欠くかもしれませんが、球体を八百屋さんやお供え物のように積み上げることが最も充填率が良いだろうと誰もが... 続きを読む
投稿日: 2005/12/13 投稿者: やぶ
私はそうは思わない....
四色問題でもそうでした。
コンピューターで解く問題は美しくないとか(確かにそうですが... 続きを読む
投稿日: 2005/6/23 投稿者: まげ店長
内容に乏しい
ケプラー予想とはどういうものかというのは分かりますが、
ハッキリってそれ以上のものは何も得られません。... 続きを読む
投稿日: 2005/6/5 投稿者: pinehill8001
フェルマーには及ばない
この本は,球の最密充填を扱う.最密充填は結晶構造論の基礎なので,それが数学的に証明された,とあれば読まない訳には行かない.しかし,その証明が四色問題と同じく計算機... 続きを読む
投稿日: 2005/5/7 投稿者: ymatsui4
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