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ケッヘル〈下〉 (文春文庫)
 
 

ケッヘル〈下〉 (文春文庫) [文庫]

中山 可穂
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ウィーンからプラハ、マンハイム、ベルリンへと、モーツァルトゆかりの土地へアマデウス旅行社のツアーは続き、復讐は重ねられる。モーツァルトしか弾かない美貌のピアニストとの恋が伽椰を更なる悲劇のうねりに巻きこんでいくのだが―過去と現在、複雑に入り乱れた愛と憎しみが生み出した絶望に差しこんだ一筋の光とは。

内容(「MARC」データベースより)

絶望の淵から生まれた恋。だが復讐の連鎖は止まらない。真に人間らしい人生とは、誰かをひたむきに愛し、愛される、薔薇色の不安に満ちあふれた人生のことだ。『別冊文芸春秋』連載を単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 541ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/5/8)
  • ISBN-10: 4167726033
  • ISBN-13: 978-4167726034
  • 発売日: 2009/5/8
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 324,020位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
もったいない 2006/6/27
By kelly35 VINE™ メンバー
形式:単行本
上巻を読んだとき感じていた危惧が下巻で炸裂したカンジ。

あれもこれも詰め込みすぎでしょう。

せっかくの素敵なプロットが書き込みすぎ、しつこすぎで、これでもかという設定と文章で溺れてしまったような気がする。

濃密な文章を整理してもっと怜悧にカットしたら、もっともっと面白くなったような気がする。

復讐劇もモーツァルトもそのために逆に印象を薄めてしまって残念。

設定はとても面白いのにもったいない。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Ruby
形式:単行本
これまでつぶさに読んできた中山可穂の作品を片っ端から否定してしまう部分を感じるラストに呆然としてしまいました。

罪に対する罰を読者にゆだねるラストを敢えて描く作家はいますが、今回のケッヘルで作家がどの程度「贖罪」について意識して書いたのかという点がどうにも気になります。複数の人間を恨みから殺したことについて、なんの法的責任も追及されない、裁判さえ受けないという状況は果たして罪を犯した当人にとって幸せなことなのかどうか。

何より、その犯罪者をかくまおうという主人公の重大な覚悟が、アンナの罪悪感ゆえの苦しみとその周辺を掘り下げて描かないことでただの浅はかさに落ちてしまうという過ちをおかしているように思えてなりません。主人公が恋人を、彼女に対する愛ゆえに救える道があるとしたら、そこにしかないとさえ思える重要なポイントなのに。。

また、連載ゆえのあせりなのか、設定の矛盾が後半随所に見られることが全体の完成度を低くしてしまっています。

中山可穂は私にとってとても重要な位置を占める作家に違いありませんが、丁寧に一作一作を書き下ろしてほしい。ミステリーだろうがサスペンスだろうが恋愛小説だろうが、ジャンルはかまいません。要を外さない勢いをもった中山可穂に期待します。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By gon
形式:文庫
上巻が良かったら下巻を買おうと思って同時に買わないと
上巻が良いところで終わるので
多分、後悔すると思います

私は始めて読む作家にも関わらず、評価が高かった事もあり
上下一緒に買って正解でした

もし上巻だけ買ってたら、下巻を探しに夜中に空いている書店を
回ったかもしれない
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最近のカスタマーレビュー
小説は完結しなければならない・・・んだろうね
全体としては面白い小説だと思います。しかし、上巻を読んでいた時の、「おいおい、俺をどこに連れて行くんだよ。」という、わくわく感がやや消失してしまいました。普通ミス... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 秀文
う〜ん… ここに着地するか… (;¬〜¬)
 上巻を読み終わって尚 脳内飽和状態が続いていた。... 続きを読む
投稿日: 2008/12/31 投稿者: ヒューブーン
誰がなんと言おうと大好きな小説
小説を読むことの愉悦を久々に味わった。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/11 投稿者: むじな丸
大河ドラマのような…
山本文緒氏の「再婚生活」のエッセイに本書が出てきて、山本氏が「すばらしかった!」と評価していたので読んでみました。中山氏初読です。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/1 投稿者: 美花絵留
意外
中山可穂作品全部読みましたが、意外でした。確かに新境地かも。。情報量は凄い。どれだけ調べて努力して書かれたかを思うと凄いなぁと思うが、上下2冊の大作にする必要があ... 続きを読む
投稿日: 2007/4/16 投稿者: アゲハ
これまでとは毛色がちがう作品です
ミステリ仕立てで、これまでの中山さんの作品とは、かなり毛色のちがう作品ですね。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/25 投稿者: m
…!(TT)
読み終った後は、もう泣くしかなかった。

ただ救われたのは、その涙の中に、喜びの涙があったということ。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/26 投稿者: toyoasihara-mizu
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