ケインズの話は、こうである。
第一次大戦前のヨーロッパは、もともと自給自足であった。
それが1870年のドイツ統一後、ドイツは急速に工業化し、
新大陸から穀物を輸入するようになった。
同じころ、アメリカでも人口が増え、
こうした結果として、世界の食糧・原料の価格が相対的に上昇。
そこへ戦争がおこって、連合国諸国は借金漬けで戦争を遂行した。
戦後、借金が残った。
ロシアは革命政権が、金を返さない。
ほかの欧州諸国も返せない。
だからドイツからその分をしぼりとろうとして、天文学的賠償を要求。
英米仏首脳は、戦後ヨーロッパの復興に関心をもたなかった。
アメリカは借金を棒引きにしたほうがよい。
でないと、ヨーロッパ経済は崩壊する・・。
読後、そんなイメージがのこった。