本のカヴァーのイメージ同様、内容はなかなかショッキングで日本では多く知られていない裏話はけっこう見ごたえがある。彼女と同年代の私は彼女の全盛期である90年代初頭、雑誌やランウェイで放つ無邪気な少女風、と同時に退廃的な彼女の魅力にたちまち夢中になっていった。それから10年あまり経った今ケイトはidolを越えたfasion icon(イコン)となって、彼女の信奉者をも生み出している。恋多きケイトが最も愛したと言われるジョニー・デップとの交際破局後失恋の痛みを癒す為に、アルコール・ドラッグに依存して溺れてゆくケイト。愛してくれた男を捨て現在の相手ピート・ドハーティとの出会いからコカイン・スキャンダル・・・神秘な闇に隠れていた彼女を取り巻く著名人達とのスキャンダラスなプライベートが明らかになってゆく。60年代の伝説のカップル、故ブライアン・ジョーンズ&アニタ・パレンバーグの現代版とも言われるケイト&ピート。パーティ、社交界好き・自分の容姿が大好きなナルシスティックなカップル。ケイトの生き方には共感出来ないが、そこいらのモデルにはとうてい真似の出来ない異端児さ。まるで60年代から抜け出して来た様なロック・チックな彼女はやはりカッコいい。 (本のページ数はボリュームには欠けるがケイトを知りたい人には十分でしょう。フォトは見開きに8枚カラー、間にはモノクロでオン・オフ(パパラッチ)で適度にあります。)