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21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
グーグル本の決定版,
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レビュー対象商品: グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ (単行本)
「結局のところグーグルは、成功へのいちばんの近道は世間一般の常識では不可能とされていることを実現してしまうことだという前提で創立された会社なのだ」。グーグルについての大著。書いたのはIT関連で多数の本を出しており、グーグルで初めてインサイダーとして自由に取材する許可をもらったジャーナリストである。 大変詳しく盛りだくさん。しかも面白い。多数のグーグラー達に会っているし、大物も続々登場する。創業者のペイジとブリンが2人共モンテッソーリ教育という、興味を持ったことを徹底追及する自由を尊重する教育を受けていたことがある点にも注目している。優秀な人材を徹底的に選び抜いて20%ルールで自由を与えOKRで進捗をチェック。独自の企業風土から野心的なイノベーションが次々登場して急成長した背景が見えてくる。 AltaVistaをはじめとする検索エンジン黎明期の様子。ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンが画期的なアイディアを抱えて起業した歩み。エリック・シュミットをCEOに迎えて完成したトロイカ体制。飛躍をもたらしたアドワーズ。アプライドセマンティックスの買収から育ったアドセンス。豪華な福利厚生。邪悪になるな。特異な採用プロセス。株式公開までの混乱。自前のファイルシステムと大量の自作のサーバ。工夫を凝らしたデータセンター。クラウドコンピューティング。Gメールに対するビル・ゲイツの反応は印象的だ。 各国への展開。特に中国進出時の苦悩。エスカレートする中国政府の要求。中国からの手の込んだ大規模なハッキングと情報漏えい。それを機会にはじめたセキュリティの強化策。 YouTubeの買収とテコ入れ。グーグルクローム。アンドロイド端末。スティーブ・ジョブスとの敵対。オバマをはじめとする政治家たちと選挙。ロビー活動の開始。独禁法との戦い。Yahoo!との関係。Microsoftとの対立。グーグルマップ、グーグルアース、ストリートビューへの賛否。ダブルクリック買収に伴うクッキーと検索履歴をあわせたリターゲティング広告などのプライバシー情報利用の道と懸念。ブックサーチによって生じた出版会との対決と著作権問題。大企業化の弊害。フェイスブックの成長への焦り。 7つの章に分けてきれいに整理してある。読んでも読んでもなかなか残りページが減っていかない分量だが(笑)、中身は素晴らしかった。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
おとぎの国のはてしない物語、のように次から次へと面白いエピソードが出てくる一冊。,
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レビュー対象商品: グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ (単行本)
単なるネット検索の会社ではないことぐらいは知っている。でも、世界ダントツの「広告会社」であることや、 世界最大のコンピューターメーカー(自社用のサーバーを作っている)であり、 今や携帯電話会社でもあることは知らない人も多いだろう。 他にも、世界中の書籍のデジタル化を進めていたり、 マイクロソフトとも戦いが始まっていたりと、まあ、ありとあらゆる、 これまでの常識を打ち破ることをやっている。 世界中の情報をまるごと飲み込んでしまうくらいの、 とんでもないことをやってのける会社だけに、 その考え方に、まったく常識というものが通用しない。 何かの事業を始めよう、というときの発想の方法、発想の方向が 全く違っていて、ひとつひとつの判断に、なるほどと 大きくインスパイアされるものがある。 また、情報の自由がない国の政府との自由をめぐる戦いなど、 物質的な世界では起こらない問題も、次々と発生している。 600ページを超える大作だが、面白い話が尽きることはない。 この本を読めば、これからのネット時代の感性を 少しわかるようになると思う。
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