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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
Googleの実像だけでなく、これからのIT業界を知るためにも最適な本,
By cob (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: グーグル秘録 (単行本)
各種Google本がある中で、この本は情報量はもとよりGoogle社内で行われる会議にも参加して丁寧にインタビューを繰り返してGoogleの過去現在そして未来について説得力のある内容で書かれており、また非常に読みやすくもある。Googleは巨額の資金力を利用してYouTubeなどの多くの事業を買収したり新規事業を立ち上げたりと積極的に事業展開をおこなっている。しかし、実際に収益を上げているのはアドワーズとアドセンスという状況。当のGoogleがその事を一番良く分かっており、各事業の収益モデルを確立すべく模索するが急激に膨張した組織に早くも大企業病とも言うべき症状が現れたり創業者による過剰管理等、様々な問題が炙り出されてくる。Googleの持つ影響力を考えるとIT業界の行く末を知る手掛かりにもなり、そのためにも非常に参考になる。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
緻密な取材と卓抜な描写力、フェアな書き方に感銘を受けた,
By
レビュー対象商品: グーグル秘録 (単行本)
はっきり言って日本のジャーナリズムには、こうした作品はものにはできないだろうと思います。まずもって緻密な取材に圧倒されます。これでもかと巻末に掲げられた引用一覧を見ると、ケン・オーレッタ氏がいかに短い時間に絨毯爆撃的に取材を敢行したかがよく分かります。外部から取材なしでグーグルを批判するのではなく、内部に立ち入って創業者をはじめ、幹部や関係者に複数回取材し、なおかつ批判的な視点を失わないのは、さすがです。それを許容したグーグルも度量が広いですが、取材相手と決してベッタリにならない距離感を保ち続けたオーレッタ氏もさすがです。 さらに全体の構成力と、ドライブ感のある筆力も素晴らしい。緻密な取材になればなるほど、構成がいびつになったり、文章が滑らかではなくなる傾向が強まりますが、そうした弊を排しています。 いずれにせよ本書がグーグル研究本の決定本になることは間違いないでしょう。
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
グーグルという「創造的破壊」,
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レビュー対象商品: グーグル秘録 (単行本)
新しいテクノロジーが旧いそれに代わるとき、人間の行動様式も、社会、文化も変わり、既得権益も覆る。そういう歴史的な積み重ねを私達は沢山経験して来たはずなのだが、やはり歴史として振り返ることと、目の前に起こっていることとして経験するのでは違う。いま起こってることは、インターネットでの検索テクノロジーとして発達したグーグルが、既存の広告業界や出版、メディア業界に「創造的な破壊」の波をもたらしていることだろう。 こういうテクノロジーとビジネスを生み出して世界を席巻してしまうところに、依然としてアメリカ経済ののダイナミズムを感じる。 翻って、日本ではグーグルのような変革は、萌芽は生まれても、つぶされてしまう、つぶされて来た、あるいは立ち枯れになったのではないかと感じたりもする。
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