なんか最近出てくるビジネス書は「過激なタイトル」でなければいけないのでしょうか?
それはさておき、本書では
・従来からあるネットとリアルの軋轢が姿形を変えていまだに存在していること
・現在のネットビジネスが少なからずGoogleやAmazon、Yahoo!が作り出した「インフラ」に乗っかっていることに変わりがない
ということを示しつつ、日本のWebビジネスがいまだ一線を越えられないのは、
・リーダー・経営者の視野の狭さ(資質)
・従来のビジネスモデルが覆されることへの恐れがちらついている
と指摘しています。
ただ最終章の提言には提言というほど具体的なものはなく、よくある「今の年寄りは」「今の若いものは」の二元論から抜け切れていないし、事例として取り上げている「ニコニコ動画」にしても、「元々Youtubeのインフラに丸々乗っかったためにアクセスを遮断された」という事実にはまったく触れていません。
そういった失敗も含めて論じられているのであれば、まだ評価は高くなったと思うのですが。