タイトルと目次に魅かれて思わず衝動買いして読んでみましたが、どうも読後のすっきり感がない。『どうしてなんだろうと』と考えてみましたが、それぞれのテーマに対する掘り下げ方が十分ではなく、すでに何度もニュースで取り上げられていたり、ネットで検索すれば簡単に見つかりそうな情報をもとに、多くのパート が構成されていることに起因しているのだと思います。
基本は、グーグルは既得権者にとって脅威であり、次のような業界や企業はグーグルによって破壊される可能性が高いという論理を展開していきます。
- 規制によって守られている業界 (例)放送や通信
- 囲い込みによって地位を確立した企業 (例)マイクロソフト
- 旧態依然としたやり方から抜け出せない業界 (例)新聞
- 中間マージンで食べている業界 (例)広告会社
このようなストーリーについて、『言われなくてもわかってるよ!』という方にとっては読む価値はないと思います。一方、グーグルという会社を良く知らない、あるいはネット業界についてこれから勉強したい、という方にとっては入門書としては良いのではないかと思います。