本書は、グローバル企業が直面するIT活用やグローバルソーシングの課題について、製造業の視点から、ユーザー企業の実践事例を交え提言している。
具体的には、ITガバナンスではなく、グローバルの視点に立った「情報のマネジメント」という視点が重要であり、これからのIT投資は、コスト削減よりも、事業スピードを重視する必要がある点を訴える。
その上で、海外、特に日本企業の進出が盛んな途上国へのIT投資(主にインフラ整備)にある思わぬ落とし穴にも触れてある。
CIOをはじめIT経営にかかわる方から、企業の企画部門やIT部門の現場担当者にまでオススメの1冊。特にグローバル化を推進する企業の関係者には必読の書だと思います。