今回の作品は悪代官シリーズの続編というよりも、
悪代官の名を冠した別作品と考えた方がいいでしょう。
まずゲームシステムからいって違います。前2作が見下ろし方だったのに対し、
今回は悪代官視点で正義の味方と対峙します。
これはこれで臨場感があっていいのですが、敵と罠の距離感がつかめなかったり、
攻撃がうまく当たらなかったりと多少難が出てきます。
次に世界観の違い。前回まではステージも多種多様で、
山あり谷あり、代官屋敷から江戸城まで。果てはエジプトから地獄まで!
さてそんなお代官様、近作ではお屋敷に篭りっぱなしです。
一応、怪しげな増改築とかできるのですが、やはり前作までのぶっ飛びすぎな
悪代官ワールドに魅了された自分としては、ちょっと寂しいカンジもしました。
そしてなにより一番の違いは、罠設置画面がリアルタイム方式になったことです。
敵襲撃までに全ての罠と用心棒を配置していた前作と違い、
今回ではいきなり敵に襲撃されてる中で罠や用心棒を用意しなければなりません。
しかも、1度に設置できる罠は△□×ボタンに当てはまる3つだけ。
用心棒も一度に5人までしか呼べません。
罠作動がスイッチ式じゃなく遠隔操作方式になったのは喜ばしいことですが、
虎バサミなどの設置型すらも手動にしてしまったのはどーかと思います。
他にもイロイロな点で前作との違いが見られ、
悪代官1・2のノリを期待していた方はちょっとストレスがたまる内容かもしれません。
ただ、ここまで色々書きましたが、このゲーム自体は結構面白いです。
自分みたいに前作と比べて云々を引きずらなければ、
いい意味で「リアルな悪代官」ライフが満喫できるでしょう。
斬られ役の大御所、福本先生の勇士も存分に堪能できますw