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グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
 
 

グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか [単行本]

藤井 清孝
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (40件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

まだ日本にコンサルティング会社が定着していなかった80年代に、大卒一期生としてマッキンゼーに入社した著者。その後、ハーバード・ビジネススクールを経て、ウォール街の投資銀行でM&Aの最前線で活躍。日本に帰国後は、ケイデンス、SAP、ルイ・ヴィトンと米独仏三カ国の日本法人社長を務めた。本場のグローバルビジネスを経験した著者は、日本が世界での存在感が薄れてきた一番の要因として、人材のひ弱さを上げている。前例のないことに挑戦する力や、既存の枠組みを変える構想力の欠如などだ。また日本ほど抗菌グッズが売れる国もないことを指摘し、国として免疫力が低下しているのではと危惧する。
いまやグローバル化の流れは避けられない。グローバル社会で日本人がイニシアティブを取るための課題とは何か。著者は、

◎「正解のない」問題を解く思考力
◎世界のトップクラスと1対1で議論できる語学力
◎納得性のある論理的思考力
◎多様性や変化を容認するマインドの免疫力

を指摘する。

本書は世界一流のビジネス体験をしてきた著者が、自身の体験とともに、グローバルで見た日本の人材の課題を取り上げる。

内容(「BOOK」データベースより)

構造を読み、個別解を出す!マッキンゼー、ウォール街を経て、SAP、ルイ・ヴィトンで日本法人社長を務めた著者が語る骨太の思考力を身につけよ。

登録情報

  • 単行本: 251ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2009/1/17)
  • ISBN-10: 4478007659
  • ISBN-13: 978-4478007655
  • 発売日: 2009/1/17
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (40件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 3.0 できる人は就職の選択時から「生き方」が違う, 2010/2/16
By 
Ray (東京都渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか (単行本)
1〜6章までは、藤井さん御本人の半世紀。大学から、当時は全く無名のマッキンゼーへ行き(日本での大卒採用第一号)、ハーバード・ビジネススクールへの留学(マッキンゼーが推薦状を出さなかったのは驚き)、ウォール街のファースト・ボストンへの参画(ニューヨークでM&Aビジネスの渦中にいた数少ない日本人)、ケイデンスでの社長就任(シリコンバレー系)、ドイツ系「大企業」であるSAP日本法人の社長(本社からの「防波堤」の役割)、ルイ・ヴィトン日本法人の社長(ブランドビジネスの華)、というキャリアの軌跡を、なぜそういう決断をしたのか、そこで何を学んだのかを中心に綴っている。

確かに、この決して長くない期間に、米国系コンサル会社、米国系投資銀行、米国系ITベンチャー、ドイツ系IT大企業、フランス系ブランド企業という、業界も何もかも違う企業で要職を勤めた日本人は、私が知る限り藤井さんしかいない。その経緯やいろいろな考え(外資系企業の社長に求められるもの、顧客ニーズを聞かない商品開発、等々)は、それが事実に基づいているだけに、とても面白い。

最後の7〜9章は、副題の「日本人は〜」的に近い内容。第7章は、世界の中で日本・日本人はどのようなポジションにあるのか、を論じている。「外国人は住む場所を「選択」しているが日本人は住む場所に「所属」していると考えている」という指摘は面白いと思った。

第8章は、今後日本という「国」がどのように変わるべきか、を論じている。特に、「現場至上主義」に対する批判は秀逸。日本では現場を知る人が現場を知らない人に対して説明責任があることを理解していないとか、現場主義は矛盾を内在する決断ができないとか、全くその通りと思う。

最後の第9章が、日本「人」に対する提言。回答を探さないとか、自分の頭で問題自体を定義するとか、これまでの「日本人の強み(オペレーショナル・エクセレンス)」とは逆の強みを持つ人材の育成を説いている。英語力についても、「英語力の弱さは、今後致命的になる」と断じている。これを、「英語ができなくても、出世できるさ」と甘えている社会人(予備軍)に読ませてみたい。

というわけで、講演を聴いているようで、とても読みやすいし、これから世界と戦えるようになりたいと願う若いビジネスマンとか学生には特にお勧めの一冊。でも、藤井さんがケイデンスに行く前に在籍したはずのコンサル会社と、SAPからルイ・ヴィトンに移る間に在籍した会社のことに全く触れていないこと、ヴィトンを辞められた理由が少し釈然としないこと、副題的な「日本人への提言」は限定的であること、それに日本人のこれまでの強みを維持しながら逆のタイプの日本人を作るという矛盾をはらんだ教育についての提言については薄いので、良書だが☆は3つのみ。
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31 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 異質な経験を踏まえた多面的な視点を学べる, 2009/2/2
By 
malone (東京都23区) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか (単行本)
ビジネスマンが書いた成功体験・経験談中心のビジネス本の中でも、時代や流行に関係なく参考にできそうな面白い本だと思います。

著者の肩書きだけを見るとエリートコースをたどっているように見えますが、
それ以上のものがいろいろ学べると思います。
たとえば、新卒時点での就職観、人生観、意思決定のための人とのかかわり方・行動、そして留学や転職における意思決定の模様など、単純な上昇志向で考えていないことがよくわかります。

実際、今でこそ東大生の中でもマッキンゼーのような戦略コンサルティング業界は人気企業に位置づけられていますが、当時は大手総合商社や都銀への就職が王道の時代。そんな時代にマッキンゼーに就職するのは、他人が見ればきわめてリスキーでアウトサイダーな人生を選んだと思われかねない道でしたから。
その後の会社が変わるタイミングでの自己分析・意思決定模様も、
若者には非常に参考になりそうです。

そして、
アメリカのIT企業とウォール街で働いた経験に加え、ドイツ系のSAP(IT企業)、フランス系のヴィトン(ブランド企業)といったまったく質の異なる業界で働いた経験からの多面的な視点や洞察も非常に興味深いと思います。

印象深かったことをひとつ引用させて頂きます。

「日本の企業には、悪気もなく「日本のよさを世界に」とか、「日本らしさが我が社の誇り」と言っているのが多いが、それだと日本に悪い感情を抱いている人たちは集まってこない。逆に、日本のよいところである「顧客志向」や「品質へのこだわり」を前面に出すと、万人向けのメッセージがグローバルに響くのである。このようにグローバルにメッセージを発信するには、特定国に属さない「普遍的価値」をアピールする必要があるのだ。」

グローバルな視点を持って、グローバルなレベルで活躍したいと考えている人にとっても、日本のことだけを考えて生きていきたいと考えている人にとっても、
重要なメッセージですね。
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20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ストレートな生き方, 2009/2/4
レビュー対象商品: グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか (単行本)
最初はグローバルに活躍するスマートな切れ者という印象でしたが、読み進めるほどに印象が変わっていきました。

やってきたことは意外に地味。上っ面の処世術はかかれていません。学生時代から自分の天命
(グローバルに価値あるものを日本に取り入れる)を自覚して、それを一心に追いかけ続けて
きたストレートな生き方に共感しました。
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