戦後には松下幸之助、本田宗一郎といったグローバルに通用する極めてユニークな経営者が多数存在したが、彼らが成功したのは自分に「限界」や「尺度」といったものを設けなかったことだと大前氏は分析する。また、そのような経営者は学校を卒業していない人や、工業高校卒の低学歴者が多いとも指摘している。
確かに一般市民は「学校」や「会社」から与えられた尺度を逸脱しない行動を取り、そのことにより他者から認められることに力を注いで生活している。しかし、その一方で良くも悪くも世間的な尺度から自由であるのがニートであり、フリーターである。
現在は、戦後や明治維新に匹敵する革命的な時代だと言われているが、この混沌とした時代を牽引していくグローバルリーダーは意外にもニートやフリーターから出現するかもしれない。