・グローバル時代を楽しむための実践哲学
華麗な経歴に見える著者が「迷い・挫折しながらも、どのように判断・キャリアシフトを試み、今に至ったのか?」、
また「対象読者となる20・30代の人達は、実際どのように実践しているのか?」が見所の本。
立派な肩書きだけで苦労した部分を見せない人が多い中、彼女・彼らの生き方を「オープン化」している。
・「オープン化」「ORからANDへ」「ユニークさ」という3つのキーワード
キャリアシフトの例では、著者を含めた「初めから明確なビジョンを持っていない、もしくは挫折に出会った人達」でも、
様々な経験と困難を乗り越えた時、納得した自分:本当にやりたいこと、自分の才能を生かせる場を掴んでいる。
「海外に活躍の場を移せ!と」叫ぶ人は多いが、
キャリアをオープン化し活躍の場をグローバルに広げると、必然的に競争相手の数も質も高くなり、
「なぜ他の人ではなく、あなたでなくてはならないのか?」という問題にぶつかる。
そこで「自分らしくあること」を「私でなくてはならないこと」へ昇華させるため、
ORからANDという方法でつなごう!と、著者は提案している。
(私の受け取ったイメージ)
「オープン化:活躍の場、思考軸の拡大。自身の情報公開」
↑
「ORからANDへ:ユニークさとオープン化をつなげる架け橋」
↓
「ユニークさ:自分らしくあること(外面+内面)」
著者が乗り越えてきた時代と現代では環境が異なるため、FaceBookやTwitterなどの具体的Toolには触れられていない。
しかし彼女がもし現在の20・30代であれば始めたいこと、今この年代から始めないと手に入れられないものも、最後に示唆している。
評価を★4つとしたのは、グローバルキャリアの具体例が、国内で活躍している人ばかりだったため。
オープン化で国外での活躍を勧めるのは良いが、海外で活躍するには国内の何倍もの苦労が伴う。
次回作では「海外で活躍している人」のキャリアシフトをオープン化、
私達に共有してもらうことを期待しています。