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グローバリゼーションとは何か―液状化する世界を読み解く (平凡社新書)
 
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グローバリゼーションとは何か―液状化する世界を読み解く (平凡社新書) [新書]

伊豫谷 登士翁
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

一九七〇年代以降、近代世界は新しい世界秩序への解体と統合の時代に入った。国民国家に編成されてきた資本と労働と商品は、国境を越え、ジェンダーや家族の枠組みを壊し、文化と政治・経済の領域性や時空間の制約すら越境し、新たな貧富の格差の分断線を引き始めている。あらゆる領域を越え、社会の再編を迫るグローバル資本。その新たな世界経済の編成原理とは何か。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊予谷 登士翁
1947年京都府生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東京外国語大学外国語学部教授(国際経済論担当)を経て、一橋大学大学院社会学研究科教授(越境移動論)。現在の研究領域は、移民研究、グローバリゼーション研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 204ページ
  • 出版社: 平凡社 (2002/08)
  • ISBN-10: 4582851509
  • ISBN-13: 978-4582851502
  • 発売日: 2002/08
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
現代世界を覆うグローバリゼーション。本書はその全体像を多角的に描き出そうとしたものだが、
そのことによって、かえって内容が分かりにくくなっていることも否めない。
しかしよく読めば、論点の中心がつぎの二点にあることが分かる。

(1)グローバリズムとナショナリズムが相補的な関係にあること。
(2)グローバル化には世界の統合化と差異化(差別)の二面があること。

(1)では、ナショナルな領域性を侵すグローバリズム(特にグローバル資本)が、
国家自体を崩壊させるのではなく、国家の機構や制度を、民営化や規制緩和によって変形・再編し、
そのことが市民権までも侵害していることが指摘され、
(2)では、グローバル化による世界の統合化が、世界的な規模での経済的・文化的格差を拡大させ、
発展途上国の人々を低賃金で働かせるというかたちで、
新たな人種差別、性差別を惹き起こしていることが指摘されている。

いまナショナリズムが国家主義的に唱導されると同時に、国民の間で反米あるいは反中国が叫ばれている。
そこにあるのは他者の排除である。しかし重要なことは、こうしたナショナリズムに陥ることなく、
グローバル資本への抵抗の場を築いていくことだ、と筆者はいう。

本書が出版された時期は、前年発足した小泉政権による民営化・規制緩和の大号令が喧しく
叫ばれていた時期に当たる。
そのときにあって、すでに政権の本質を見抜いていた本書のような主張が
もう少し国民の間で共有されていれば、今日の状況はかなり変わっていたかもしれない。
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By mit*m*sa45 VINE™ メンバー
形式:新書
グローバリゼーションについて平易に書かれた入門書といってよいと思う。

研究開発(富)---->生産過程(固定設備)---->マーケティング(富)

生産過程(固定設備):生産の世界的な分散
研究開発とマーケティング:経営活動の中枢はこの管理機能にあるとし、経営支配の統合が行われる。

この過程で、「経営管理または高度技術専門家集団」と「ルーティンワークの単純な事務生産労働集団」へと、労働市場が二極化することを事例を用いて指摘している。

また、2008年後半以降の不況の一因とされる、「富の瞬時の移動」が、価格・購買・製品等々に即座に影響する環境がこれらの動きを加速させることなどが、語られている。

昨今の派遣切りなどを見るにつけ、まさにこの原理によって労働市場が二極化し、そのなれの果てとしての今が実感をもって理解できる。
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形式:新書
様々な視点からグローバリゼーションについて多角的に述べられている。グローバリゼーションをめぐる一般的な議論についても一通り触れてあるので、グローバリゼーションを概観するには好著と言える。

著者がイデオロギー的に中立であろうとしていることに特に好感を持った。そもそもグローバリゼーションという現象は、右派左派それぞれのポリティクスが共犯関係的に絡みあう中で進展している。このことは、全てがグローバリズムの関係の中に包摂されてしまっているということを意味している。

その中において我々は何を考え、また、なすべきか。そのことを考える出発点としてもこの書籍はお薦めです。
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グローバリぜーシォン
世界を取り巻く経済の今を知るための良い本であると思います。
投稿日: 15か月前 投稿者: TF
経済的視点からのグローバリゼーション分析
経済中心のグローバリゼーション入門。
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投稿日: 2007/8/7 投稿者: θ
読み直すべき概説書
グローバリゼーションという言葉が至る所で使われるようになって久しい。政界も経済界もこれを当然の前提として論じるようになっている。しかし、今もなおグローバリゼーショ... 続きを読む
投稿日: 2006/10/17 投稿者: らんどく丸
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正直なところ、よく理解できたという実感は得られませんでした。それは、グローバリゼーションという言葉によって説明出来るものを数多く紹介されている為だと思います。それ... 続きを読む
投稿日: 2004/3/7 投稿者: 希望を探して
新書ではあるが、寝ながら1時間で、などという代物ではない。
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もっと咀嚼して紹介してほしい
全体として、ですます調を使っているのだから平易に説明しなければならないはずが、学説を具体的な事例に則して説明するような咀嚼が全くなされておらず、単なる学説の羅列に... 続きを読む
投稿日: 2003/3/18
文庫サイズでグローバリゼーションに対する知的好奇心を!
-oμo§°a§3è-... 続きを読む
投稿日: 2002/9/11 投稿者: ロラン・バルト
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