内容(「CDジャーナル」データベースより)
クラブとかでかかったらさぞかしゴキゲンだろうな……。久々にノンストップ・ダンサンブルな最新弾。切実な「デスティニー」も絶品だったけど,こうしたキラキラ感はやはりほかじゃ得がたい彼女ならではの味。本格サルサでの締め11もキマッてます。★
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
コンセプトは、ダンス。当初、ベスト・ダンス アルバムの予定だったそうだが、ベスト盤発表から時間が経っていないし、そこでの収録曲と重なることから予定を変更、同じコンセプトでオリジナルとして完成させることになった、という経緯か手元の資料に記載されている。「コンガ」「リズムでゲット・ユー」といった具合に、マイアミ・サウンド・マシーン時代から、軽決なリズムが弾むダンス・ナンバーはこの人の得意とするところで、バラードと並ぶ2枚看板みたいなところがあっただけに、水を得た魚のように、ノン・ストップであふれ出てくるダンス・ミュージックに身を任せながら歌う行為を喜々と楽しんでいる、まさにそういう印象が強い。それも、70年代のディスコまで遡って、ダンス・ミュージックってこういうものだったわよね、といった趣さえあって、音楽的な新しい刺激に一喜一憂するというよりは、フィジカルな躍動感にねじ伏せられたような爽快な余韻が楽しくもある、そういうアルバムだ。もちろん、サルサからメレンゲまで多彩な工夫が盛り込まれ、ラテン・カルチャーとポップスとの接点ならではの光景が繰り広げられるが、何処となくバタ臭いというか、少なくともこの音楽から想起されるのはヒップな装いのクラブなんかではない。ダンス・ミュージックとは本来、権威や権力とは無縁の、あくまでも市井の身近な生活の中に存在するのだという、奥深さに出逢えたような気にさえさせられる。家族や友人たちが気軽に集まり、賑やかに食事や会話や音楽やダンスを楽しむ。そこで話題になるのは、株がどうしたとか、そういうことではなく、若い娘に手を出しては捨てられる性懲りのない旦那のことであったり、どうでもいいようなことが楽しく、おおらかに花を咲かせる。改めて、大衆芸能の人だな、という思いがつのる。フージーズのワイクリフと組んだ(6)に、いちばん新味があった。 (天辰保文) --- 1998年06月号
Album Description
Japanese Version featuring a Bonus Track.