あの庄司卓先生が新作を出すというので期待していたのですが、さすがです。
冷静不思議ツンデレ宇宙人ティセとツンデレ幼馴染恵子がヒロインです。
「恵子は同性なので着替えを見られても羞恥心を覚えません」
「これがいるでしょ!これ!!」
「大丈夫です。これまでの会話の経緯から推測して、
広大は私の着替えを子細に観察するとは思えません」
ってな感じです。 私は面白くてけっこう好きですね、このコンビは。
ストーリーラインはまぁ、定番ですかね。
目が覚めたらティセがいて、恵子にみつかって修羅場スタート。
恵子の疑惑を少々残しつつも修羅場を解消。
主人公は日常を過ごそうとするが、ティセが巻き起こす非日常に、じょじょに巻き込まれていく。
定番なだけに読んでいて安心しますし、文章と設定とギャグがグイグイ世界に引き込んでくれます。
さすがに庄司卓先生、いい仕事をしています。
四季童子先生の絵も世界にあっていてとてもいいです。
あえて欠点をあげるなら、もうひとつの主人公、宇宙船の姿がほとんど描かれないことでしょうか。
巻末に「これがグロリアスドーンだ!」とかバーンとッ!デザインの設定をみせてくれてもよいですのに。
なにやら艦首に衝角ならぬドリルが複数ついてるのが特徴とか。
うう〜、見てみたいなぁ。
まぁ、でもそれは小説本体とは関係ないことなので、5つ星、あげちゃいます。