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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
永遠の名曲「交響楽(シンフォニー)」について,
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レビュー対象商品: グレープ・ライブ 三年坂 完全盤 (CD)
このアルバムに収録されている「交響楽(シンフォニー)」という曲が大好きです。発売されてから30年ほどになりますが、以来ずっと気にいって聞いています。失恋した主人公の切ない気持ちを、美しいメロディに載せて切々と表現していますね。 この歌詞に歌われる2番目の歌詞の「今から思えば 貴方がワグナーの交響楽を聞きはじめたのが 二人の別れてゆく兆になった」という部分がずっと気になっていました。 ワグナーは「交響楽(シンフォニー)」を作曲していたかどうかずっと疑問だったのです。30年近くモヤモヤっとしていました。「歌劇」や「楽劇」という有名な曲は沢山つくっているのですが、「交響楽(シンフォニー)」となると本当に若い頃に少し作曲した程度なのですね。 どうもさだまさしは、「ワグナー」や「交響楽(シンフォニー)」という音の響きと、それらのイメージを借りてきたのでしょうね。 先述の歌詞の続きに「何故ならそれから あなたは次第に 飾ることを覚えたから」という部分が続きます。ワグナーの音楽は、どうも「飾ることを覚え」ることにつながるようです。 一般的に「クラシック音楽好き」は、高尚だというイメージがありますね。 嗜好がかわるとか、趣味がかわるというのは、確かに若いカップルにとって「別れの前兆」につながるかもしれません。そういう意味では、聞く音楽も相性を占う意味において結構重要な要素となるようですね。 このあたりの巧みさが、さだまさしの若い頃の特性だったと思います。 感性も豊かで、声もとても透明感に溢れています。永遠の名曲ですね。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
さださんは若い頃から完璧だったと実感させる感動のグレープ・ベスト・ライブ盤です。,
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レビュー対象商品: グレープ・ライブ 三年坂 完全盤 (CD)
1975年11月3日グレープの結成3周年を記念して中野サンプラザで開催された初のリサイタルの模様を完全収録した感動の永久保存盤です。さださんが本アルバムのリリースの為に寄せられたコメントを読むと、最初のレコードは編集された物でそうなった事情は今では覚えていないと書かれていますが、割愛された歌も演奏も完璧な出来だと思いますので(トークは幾分ダラダラとした部分があります)、きっと収録時間の関係だったのだろうと想像します。確かに中には無駄な部分もあるのかも知れませんが、私は今回このノーカット版を聴いてみてとても幸せに感じました。思うにそれは当時のさださんと吉田さんの飾らない素のままの人間性に触れられたからでしょう。他にもさださんが最初にライブ録音をお客さんに説明し「記念に自分の声をレコードに入れよう!」と積極的に呼び掛けていまして、その結果のべつ幕無しに掛け声が飛んで来る事となり、さぞやり難かっただろうなと思うのですが、そんな事を全く気にせずに二人が当意即妙なアドリブでスイスイと乗り切っていた様子にはいたく感心しました。さて、吉田政美さんは「まちゃみい」という声援の合間にボソボソと低い声で何だかわからない事をしゃべり、ライブ途中で譜面やギターを忘れてドジを踏みますが、「ほな、行きまひょか」と言っていざ曲に入ると完璧に入り込んで見事に歌いこなしますので全てを踏まえて本当に愛すべきユニークなプロだなあと感嘆します。そしてさださんはやはり若い頃から落ち研で鍛えた冗談が冴えているなと思います。「この衣装はまるでベルサイユの馬鹿だね」「この所女子大に呼ばれる事が多いのですが、僕はトラックに乗る時はいつも助手台でして」「戦争当時に僕はまだ父親の方にいましたから」会場からの「さださん、がんばって!」の声に「僕にまかせてください」と次の曲名で答える等々、この頃は曲間のしゃべりは短く手際良くまとめていたのですね。それから最初は無理にトークで結論を出さずに成り行き任せの自由な自然体で歌や詩自体に語らせるスタイルでしたね。ライブでそれぞれに披露したインストゥルメンタルを聴き比べると感じる吉田さんの「激しさ」とさださんの「美しさ」から二人の求める音楽性の違いは明確に思えますが、そんな二人がヴォーカルで競演した「告解」はとても美しい曲だと思いました。ここでの演奏は服部克久先生のアレンジでどれもオリジナルとは違って彼らの当時のライブの実力を実感させる素晴らしい名演だと確信しました。そして初演の曲であっても完成形の様に見事に歌い切るさださんは若い頃から本当に完璧だったなとつくづく思い知らされた一枚でした。また売れた曲売れなかった曲に関係なく全てを大切にするさださんの想いも心に伝わった気がします。若い頃は未熟だと言われますがそれは感性の面にも当てはまる事で、私は数十年振りにこのアルバムを聴き返して昔は気づかなかったシンプルな良さに改めて思い至りましたので、本盤も愛聴盤の一枚に加えこれからも末永く大切に聴き続けようと心から考えております。
14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
精霊流しは最高である,
By ぼさ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: グレープ・ライブ 三年坂 完全盤 (CD)
20年前に中古レコードで購入しました。そのころは「親父の一番長い日」でちょっとファンになりかけて、「さだまさし」はどんな人かなと興味を引かれて見つけたのがこのライブ盤でした。 オリジナル曲のアレンジよりもライブでのアレンジが好きで聴いてみたのですが、どの曲も素晴らしいです。 特に最後の「精霊流し」は何度でも聞きたくなります。 色んな「精霊流し」を聞きましたが、未だに超えているアレンジには見つかりません。 コンサートの雰囲気が相まって素晴らしい効果を挙げているからではないでしょうか。 イントロを聞くともう涙が出てきます。 ぜひお勧めです。
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