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グレートジャーニー―地球を這う〈1〉南米~アラスカ篇 (ちくま新書)
 
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グレートジャーニー―地球を這う〈1〉南米~アラスカ篇 (ちくま新書) [新書]

関野 吉晴
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

およそ五〇〇万年前、タンザニア・ラエトリに誕生したといわれる人類は、アフリカを飛び出しユーラシア大陸を横断、ベーリング海峡を渡って極北の地を越え、北米大陸、南米大陸を縦断して南米最南端に到達した。この人類拡散の壮大な旅を、探検家は自らの脚力と腕力だけで遡行した。本書では、旅の途上で出会った、我われと同じ祖先をもつ人びとが、苛酷な自然とどのように折り合い、どのような生活文化を生み出し、どのように人と関わって生きているのか、一二〇点のカラー写真とともに紹介する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

関野 吉晴
1949年東京生まれ。探検家、医師。一橋大学法学部卒。横浜市立大学医学部卒。一橋大学在学中に探検部を創設。アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全流を下る。以来30年にわたってアマゾン源流、オリノコ川上流、中央アンデス、ギアナ高地、パタゴニアなどの秘境を訪れる。93年よりグレートジャーニーに挑み、02年2月10日、タンザニア・ラエトリにゴールした。99年、植村直己冒険賞受賞。現在、武蔵野美術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 188ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2003/03)
  • ISBN-10: 4480059903
  • ISBN-13: 978-4480059901
  • 発売日: 2003/03
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
 著者の文章には、その地域に関する広い知識が感じられる。簡潔で主観の少ないとても良い文だ。旅の壮大さに比べて、とても静かな文章。目的は、自分の知識・予想の確認と新たな発見をするための旅だということ、ロマンというより、科学的な視点で物事を見る人です。
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By 日斎
形式:新書
著者・関野吉晴氏が、1993年〜2002年までの足掛け10年をかけ、人類がアフリカから世界中へと広がっていった、その際に辿ったといわれる壮大な進化の旅の軌跡「グレートジャーニー」を逆ルートで辿り、その道中で出会った様々な人々や文化との交流を記録した冒険録です。

南米最南端パタゴニアから、人類発祥の地といわれるアフリカ・タンザニアのラトエリまで、自らの体力を頼りに、徒歩や自転車、カヌー、さらには犬ぞりも使って、高山に海、氷原、砂漠を、まさにタイトルどおり地を這うようにして世界の大陸を渡り歩いた、その苦労話を読むことができます。

しかし、それ以上にこの本の内容のメインとなっているのは、関野氏が旅の途中で出会った様々な国の人々と交流をしたときのエピソードです。

ボリビア・チチカカ湖の人々、アンデスの原住民、アマゾンのマチゲンガ族、マヤの末裔の人たち、米アリゾナのナバホ、アラスカのエスキモーなどなど、南・北米大陸で根付いている人々の文化や暮らしぶりが、筆者の視点でまさにそのカルチャーショックを楽しんでいるかのように詳しく描かれております。

同時に、筆者がこの旅を通して感じた、彼らの文化と現代文明との間にある大きなギャップ、つまり、僕たち現代人が物質社会と化した現在を生きるなかで、人間として大切なものを失いつつある事も指摘しています。

現代の、速さや効率、果ては自分の利益ばかりを追い求める今の社会の危うさ、古代から存在していた自然を敬い崇め、守っていく心が世界規模で失われつつあることなど、まさに現代社会への警鐘ともいえることが、濃く、深〜く述べられています。

南米で起きている、環境問題や政治混乱の話もあり、世界規模で一様ではない、脆い"平和"を感じさせられます。

世界を廻ってきた関野さんの多様な視点を垣間見ることができ、オススメです。ぜひとも、僕ら若い世代の多くの人々に呼んで欲しい一冊です。
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