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本作『Greatest Hits』はレッド・ホット・チリ・ペッパーズの歴史を総括しようとしたものだが、焦点を当てているのはあくまで彼らのキャリアの後半だけである。初期に当たる1980年代後半、レッチリはパンクとファンクをユニークに融合させて演奏するLAのバンドだった。4人のメンバーたちは、どんちゃん騒ぎと音楽への愛で結ばれていた。ただし、ひとつ問題があった――着実に潜在的なファンを増やしてはいたのだが、だれも彼らのアルバムを買おうとしなかったのだ。というわけで最初の3枚のアルバムがチャートをにぎわせることはなかったが、1989年の『Mother's Milk』でようやくブレイクのきっかけをつかむ。しかし、これでめでたしとは行かないもので、なんと所属レーベルのEMIから契約解消を言い渡されてしまう。
EMIの制作・宣伝部門は今ごろ間違いなく歯ぎしりをしているはずだ。なにしろ、その後のレッチリは世界でもっとも人気のあるバンドのひとつへと成長を遂げたのだから。次のアルバム『Blood Sugar Sex Magik』は世界的な大ヒットとなり、「Give It Away」と「Under the Bridge」という超ド級のシングルも出た。これに続くアルバム『One Hot Minute』は、正直なところ少々出来は落ちるが、レッチリの快進撃は止まらなかった。ファンキーな悪ガキどもはすっかり成熟し、『Californication』や『By the Way』といったアルバム群で、まったく新しいオーディエンスを開拓したのである。これらの作品では、茶目っ気たっぷりの毒舌、卓越したミュージシャンシップ(フリーは冗談抜きでロック界最高のベーシストだと思う)、曲づくりのうまさが完ぺきな形で一体化していた。
『Greatest Hits』が扱っているのはレッチリのキャリアの後半部分だ。ただし、スティービー・ワンダーのカヴァー「Higher Ground」とピアノが主役となる「Show Me Your Soul」だけは『Blood Sugar ~』以前に録音されたもの。すべてのファンが満足できる内容ではないかもしれないが、気軽にレッチリと付き合いたいリスナーには絶好のスタート地点になるはずだ。(Robert Burrow, Amazon.co.uk)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
EMI時代の「ハイアー・グラウンド」から「バイ・ザ・ウェイ」に至る数々のヒット曲、代表曲に、新曲2曲を追加した{世界最強のロック・バンド}レッド・ホット・チリ・ペッパーズの最強ベスト。
Album Details
Japanese edition of 2003 compilation includes 2 new songs - 'Fortune Faded' & 'Save The Population' plus a DVD (NTSC/Region 2) featuring their ''Greatest Videos'', 16 of them. Deluxe digipak. WB.
商品の説明
初回生産限定CD/DVD2枚組